04月04日(木)、曇。朝方、雨。午後は、地域周りボランティア。9000歩。
昨日のブログのアクセス数が急に上昇した。「和田秀樹」への反応かと思ったが、よく見ると「花蓮(台湾)」への反応のようだ。地震の震源地の報道から、「検索」でひっかかったようだ。昨年の花蓮の記事が上位にきているから。たまにあること。
昨年は、NHKの朝ドラの「らんまん」で、宇崎竜童演じる「ジョン万次郎」が出てきたとき、ブログへのアクセスが急上昇したことがあった。それで、読者が増えるわけではないが。
まず、大鳥圭介とジョン万次郎の関係だが、次のような記述が出てくる。万次郎から相当丁寧に英語を習ったようだ。大鳥は、万次郎より5歳ほど年下である。
(写真)大鳥圭介の銅像。前掲書より。
「大鳥は探究心の強い男だった。オランダ語はもちろんのこと英語もかなりの水準に達していた。英語の師匠はジョン万次郎なので発音は完璧に近いのだが、直接、外国人と話したいという欲求がわいた。思いたったら即実行である。大鳥は横浜に出かけて宣教師ブラウンの高弟トムソンについて英会話を学んだ。おかげで大鳥の英語は飛躍的に上達した。」(星亮一著『大鳥圭介』p19)
大鳥圭介は、勝海舟や榎本武揚のように、父祖の代からの旗本ではない。医者の家系の家で生まれた。
「大鳥圭介は、天保3年(1832)、播磨(はりま)国赤穂郡細念(さいねん)村小字石戸(いしど)に、父大鳥直輔(なおすけ)と母節(せつ)の長男として生まれた。幼名は慶太郎。代々医者の家系で祖父の純平(じゅんぺい)も父も医者だった。母は家付き娘で、父は美作(みまさか)国英田郡北(あいだごおりきた)村から婿に入った人だった。
祖父は岡山藩の学校閑谷学校の出身で、号を盤水(ばんすい)といい、漢学に精通し、姫路(ひめじ)藩校好古堂(こうこどう)や私立の町学校に出張教授に出かけるときがあり、孫の圭介をよく連れて行った。旅を愛し、性格は豪放磊落、ときには2ヵ月も家を離れることがあった。」(前掲書、p1)
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