02月29日(木)「薄曇」とでもいったらいいのだろうか。はっきりした陽射しはないが、昨日よりは明るい空だ。午後、歩いて地域周り。約7000歩。昨日より、ちょっと空が明るいだけで、快活。「冬季うつ病(SAD=特定の季節に発症する躁鬱病。特に、日照時間が短く暗い冬に、気候の影響を受けて気分が落ち込むこと)ではないか、と思う。
昨日は、夕方、予想に反して、陽が射したのでジョギングに出た。「晴走雨読」習慣とはおそろしいもの。西総合スポーツセンターのトリムコースが使えない(震災罹災相談のため)状況を乗り越えた。約9000歩。
天気が悪い上に、条件が変わると、やる気に水をさす。寒いと、体が縮こまっている(血管も収縮するらしい)から、なおさらだ。
1)一般道だと路面が硬いから、膝に負担が強くかかる。
2)一般道(歩道も含めて)だと、交通事故のリスクが高くなる。
などの理由から、できれば一般道は走りたくない。
が、汗をかいた後の爽快感は何ものにもかえがたい。今までも、トリムコースが使えない場合、何度か一般道を走った。どのコースを走ると○歩、○キロくらいと計算ができるコースがいくつかある。昨日は、思いつきで走った。途中で、雨にも降られたが。
栖来〈すみき〉ひかり著『時をかける台湾Y字路』は、こんな文章で始まる。
「「旅のはじまり」
台北の5月は梅雨の季節である。日本よりひとつき早い。梅雨があければ、明け方にわんわんと唸り出す蝉の鳴き声とともに、夏の到来は緑色で小粒の土マンゴーに姿をかえて果物屋の軒先にあらわれる。小さくて種が大きく繊維張っているのが難だが、香りと瑞々(みずみず)しさは際立っていて、地元ではとりわけこの土マンゴーを好む人が少なくない。