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| | ・講座概要
「蚕」という漢字は「天」に「虫」と書き、天の虫である。1926年に、5000年程度前の繭が山西省に、1958年には浙江省湖州の近くに約4700年前の絹織物の残片が発見された。2012年では、繭産出の約7割は西南部地域の広西で生産された。華麗な絹織物の背後に、蚕糸業の生産中心地域が北から東沿岸部へ、そして西南部地域へと移動してきた。この生産地域の移動には気候の変化、戦争や、文化の変化や、経済発展の不均等や、様々な要因がある。蚕とシルクの生産地の移動は経済発展のみならず、中国社会、伝統文化にも甚大な影響を与える。
なぜ大規模な産地移動が発生したのか、そしてシルク産業ないし中国社会と伝統文化にはいかなる影響を与えているのか?本講座では農業経済学と地域経済学、そして伝統文化の視点から、現地調査の写真などを用いて、参加される皆さんと一緒にその真相を探ることにしよう。
・講師紹介
2011年3月 京都大学大学院経済学研究科博士後期課程 単位所得退学
2012年3月 経済学博士(京都大学より授与)
2011年4月−2014年3月 京都大学経済学部・経済学研究科 非常勤講師
2014年4月より現職
日 時:2014年7月26日(土) 10:00-11:30
テーマ:現代のシルクロードはなぜ広西へ延長したのか?−中国伝統シルク産業の今昔
講 師:倪 卉氏 立命館大学嘱託講師
教 室:立命館孔子学院 講義室
受講料:無料
申込方法:次のいずれかの方法でお申込み下さい。
1.FAX、郵送、またはメールで申込み
※参加ご希望の方はお名前・連絡先(電話番号・メールアドレス等)、参加希望人数をお知らせ下さい
FAX宛先 075-465-8429 メール宛先 koza@st.ritsumei.ac.jp
郵送先 〒603-8577京都市北区等持院北町56-1 立命館大学 アカデメイア立命21内
2.ホームページ受講申込フォームから申込み
https://ssl139.heteml.jp/confucius/
立命館孔子学院事務局
TEL 075-465-8426
FAX 075-465-8429
MAIL confuciu@st.ritsumei.ac.jp
URL http://www.ritsumei.ac.jp/mng/cc/confucius/
執務時間 10:00〜17:00(11:30〜12:30はお昼休み)
※日・月・祝日はお休み、その他夏季、年末年始は休業します。
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