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| | 夏目漱石の『文学論』の中に「余は少時好んで漢籍を学びたり。……文学は斯くの如き者なりとの定義を漠然と冥々裏に左国史漢より得たり」とあります。「左国史漢」とは『左伝』『国語』『史記』『漢書』のことで、いずれも古代中国の歴史書です。『左伝』『史記』『漢書』は文庫本でも読むことができ、今日でも親しまれておりますが、いまや『国語』を知る人は少なくなりました。『国語』は紀元前の中国人の「言葉」をしるした書物です。本講座では、晋の献公の寵姫驪姫の陰謀によって亡命を余儀なくされた重耳・夷吾の言葉、身の処し方に悩む大夫たちの言葉などを漢文訓読で鑑賞し、漱石など幕末明治の若者たちを魅了した弁舌を味わいます。
平成24年度までに実施した同名の講座の続きですが、初回にこれまでのあらすじを解説しますので、今回からの方も楽しんでいただけると思います。漢文訓読の基礎を学びたい方の参加も歓迎いたします。
最寄駅
飯田橋
日程
2013/7/20(土) 〜 2013/8/10(土)
2013/07/20(土) 概説。これまでのあらすじ。重耳、夷吾の亡命
2013/07/27(土) 帰国を決意する夷吾の言葉
2013/08/03(土) 帰国を思いとどまる重耳の言葉
2013/08/10(土) 夷吾の帰国を支持する秦穆公の言葉及びその真意
時間 開始:10:30 終了:12:00
定員・対象
20
料金・費用
9700円
お問合せ
お問い合わせ先:首都大学東京 オープンユニバーシティ事務室
電話番号:042-677-2362
URL:https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
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開催期間 | | 2013年7月20日 - 2013年7月19日 | 費用 | | 9700 円 | 開催場所 | | 東京都 千代田区 飯田橋3-5-1(東京区政会館3階) | アクセス | | ・JR「飯田橋」駅から徒歩3分
・東京メトロ東西線「飯田橋」駅から徒歩0分 | 関連サイト | | | 備考 | | |
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