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| | 千利休により創意された楽茶碗は、抹茶をいただくことのみを目的とした茶碗として考案されました。楽焼は主に黒と赤のふたつの色であり、後にその表に文様が加わりますが、どちらかといえば抽象的な存在です。
一方、水墨画にはより具体的な山水や人物、植物といったモチーフが描かれますが、基本的には彩色はせず墨の濃淡によって表現されます。
このたびの展示品はすべて藤田美術館の所蔵品で、楽焼は初代 長次郎から七代 長入までの茶碗や皿のほか、光悦などの作品も。水墨画は中国作品はもとより、日本の室町から江戸初期頃の作品を展示します。
会期 平成17年3月19日(土曜)〜6月5日(日曜)
開館時間 午前10時〜午後4時30分 (入館は午後4時まで)
休館日 毎週月曜日と 3月22日
(但し3月21日と5月2日および、造幣局桜の通り抜け期間中の月曜日は開館)
入館料 大人:800円 高大生:500円 小中生:300円
団体料金:20名以上各50円引き
展示作品 黒楽茶碗 銘まこも(長次郎)、黒楽茶碗 銘千鳥(ノンコウ)、赤楽茶碗 銘文億(光悦)、梅花水禽/遠浦帰帆図扇子(狩野永徳)、国宝 柴門新月図、重文 雪舟自画像 など、約35点。
※講演会 5月21日(土曜)午後1時30分より「楽茶碗について」
講師 楽家十五代当主 樂 吉左衞門 氏
(定員100名 午前11時より整理券配布 入館料が必要です)
※会期中随時掛釜有り(不定期。お問い合せください)
※第2・第4土曜日 午後2時から、学芸員による展示解説(入館料が必要です)
※土日祝日に庭園内茶席を公開します(但し掛釜等で使用の場合は中止)
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