|  | 京都大学人文科学研究所 毛沢東に関する人文学的研究 |
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| | 「毛沢東に関する人文学的研究」
1976年のその死の後、とりわけ“改革・開放”の時期以降、“毛沢東”の存在は急速に風化し、市場経済においては商品化されつつあるが、中国では今もかれの遺産とも言うべき社会主義的な文化様式やイデオロギーがなお根強く残存している。現にそれらは、一般民衆の思考様式に影響を与え、経済発展優先の現体制への異議申し立てのアイコンとなる一方で、中共上層部にとっても、あるべき政治指導者の師表であり続け、中国共産党史の歴史記述を強く規定している。もはや研究・評価されつくされたかに見える毛沢東ではあるが、実はその半生には、なお解明を待つ人文学的課題が山積している。本共同研究班は、毛沢東という中国史の巨人に対して、歴史学、文学、芸術学など人文学的見地から新知見を産み出すことを目指している。
開催時間:午後2〜5時
開催場所:京都大学人文科学研究所本館 セミナー室4 (三階 331室)
月 日 報告者 報告題目 コメンテーター
11月10日 丸田孝志 毛沢東の伝記・物語の成立と展開:
日中戦争期から建国初期を中心に
11月24日 村上衛 大躍進と日本:日本人の中国観と毛沢東観 谷川真一
12月8日 韓燕麗 毛沢東と映画
12月22日 工藤貴正 毛沢東の「文芸講話」と『自由中国』掲載の 長堀祐造
「反共」プロパガンダをめぐって
2018年1月以降の開催予定日(いずれも金曜日午後):2018年1月19日(李冬木)、2月2日(小野寺史郎)、2月16日(森川裕貫)、3月2日(中村元哉)
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主催者 | | 京都大学人文科学研究所 |
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