| | 中国研究所市民講座 「漢文教室・『資治通鑑』を読む」 |
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| | 中国研究所では、杉山文彦理事長を講師にして、広く漢文に興味のある方・漢文読解能力を身につぃけたい方、中国研究所会員を対象に、下記の通りに漢文教室を開催する運びとなりました。参加を希望される方は、3月30日(木)までに中国研究所宛にご連絡ください。皆さまのご参加をお待ちしております。
『資治通鑑』は、北宋の政治家・学者として著名な司馬光(1019年天禧三年〜1086年元祐元年)が、多くの学者の協力のもとに編纂した中国を代表する歴史書の一つです。周の威列王二十三年(B,C,403)から後周世宗の顕徳六年(A,D,959)までの1362年間を編年体で記述しています。
前近代の中国の歴史書は皇帝の事績や有名人の伝記を連ねた紀伝体で書かれ、『漢書』『三国志』というふうに王朝ごとの断代史の体裁を採るのが一般的ですが、司馬光は儒教の聖典の一つ『春秋』の体裁に倣って編年体を採用したと伝えられます。本書は司馬光の名声も手伝って成立当初から帝王学の書として評価が高く、時の皇帝神宗から「資治通鑑」すなわち「政治に資する通史」という名を賜わり、それが正式の名称となりました。 我々がまず読むことになる「巻第一、周紀一」は、春秋時代の大国晋から韓、魏、趙の三国が分立し、いわゆる戦国時代が始まるところから始まります。事件の顛末が述べられた後に、「臣光曰く」として、この事件に対する司馬光の考えが示されています。初めの部分は『史記』や『戦国策』と共通する内容も多く、それらと比較しながら読んでゆくのも楽しいでしょう。
古代史の専門ではない私が講師を務めるのは如何なものかという感じもありますが、そこはまあ「まず隗より始めよ」でやってみたいと思います。
日 時:2017年4月7日(金)15時〜17時 その後隔週で連続10回開催
3月31日(金)15時から事前説明会を開催します。
場 所:中国研究所会議室
テーマ:中国古代の代表的歴史書『資治通鑑』を漢文で講読します。 テキスト、司馬光撰『資治通鑑』
講 師:杉山文彦(中国研究所理事長)
参加者:漢文に興味のある方・漢文読解能力を身につぃけたい方、中国研究所会員
参加費:1回1,000円、10回連続5,000円(所員、研究会員は無料)
| ※更に詳しい情報またはお問い合わせ・応募フォームは、こちらへ
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主催者 | | 一般社団法人中国研究所 |
住所 | | |
郵便番号 | | 112-0012 |
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電話 | | 03-3947-8029 |
ファックス | | 03-3947-8039 |
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