| | 【無料】講演会 「中国兵法(『孫子』兵法)の精華を考える」 |
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| | 稀代の名将、漢の韓信は、寡兵を率いて井系の道を下り、防衛を堅めて待ち受ける大国趙の軍に戦いを挑み、僅か一日足らずでその軍を完全に瓦解させることに成功した。
この所謂「井陘の戦い」で用いた戦法が川を背に布陣して戦うという有名な「背水の陣」である。このセオリに反するかの戦法について、戦後、韓信は兵士を死地に置いて決死の覚悟で戦わせる『孫子』の兵法であることを明らかにした。そして何とこの後も二千年、この解釈が受け継がれて今日に至っている。
しかし、兵士がいかに必死で戦ったところで七倍に近い大軍と対等以上の戦いができたであろうか。また、この後も戦いが続く中、軍略の秘義を安易に明らかにすることをするだろうか。この陣法の真義は先ず具体的な戦闘を正確に見直すことから始める必要があろう。
韓信は戦前より様々な戦術を組み合わせて勝利の方程式を立て勝利を確信していたが、この根本にはいかなる戦略があったのであろうか。『孫子』の戦術・戦略を合わせて考えながら、『孫子』兵法、中国兵法の精華について考えてみたい。
日時:2016年12月10日(土) 17:00-18:00
会場:
湯島聖堂内斯文会館会議室
〒113-0034 東京都文京区湯島1-4-25
聴講料:無料(会員以外の方も参加できます)
講師:水野実(防衛大学校名誉教授、全国漢文教育学会常任理事)
演題:中国兵法(『孫子』兵法)の精華を考える――「背水の陣」の真義と「井陘の戦い」の戦略――
主催:全国漢文教育学会
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主催者 | | 全国漢文教育学会 |
住所 | | 〒113-0034 東京都文京区湯島1-4-25 湯島聖堂内 |
郵便番号 | | |
担当者 | | 真鍋 |
電話 | | 090-1888-9943 |
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