| |
| | 中華民国期に司法、政治の世界で重きをなし、書誌学者としても高名であった董康(1867-1947)は、日本を訪れた際、中国では失われた典籍に出会って心を動かし、その価値を広く紹介して行きます。
近代に盛んだった、中国人による典籍発掘の動きは、日本に伝来する典籍の価値を、日本人にも再発見させる意味がありました。こうした活動の背景には、国籍を超えた学者、蔵書家の交流があります。
講演者の芳村弘道教授は、中国唐代文学の優れた研究者であるばかりか、漢籍書誌学の分野でも卓越した見識を備えておられます。近年にはその見識を発揮して、来日中の董康の日記『書舶庸譚』の訳注を完成されました。この講演会では、芳村教授のご案内により、先人たちの漢籍書誌学の世界が、詳しく読み解かれます。
日時:2016年10月28日(金) 14:45-16:15
会場:慶應義塾大学三田キャンパス東館8Fホール
聴講無料・予約不要
講師:芳村弘道氏(立命館大学文学部教授)
主催:慶應義塾大学附属研究所斯道文庫
|
主催者 | | 慶應義塾大学附属研究所斯道文庫 |
住所 | | |
郵便番号 | | |
担当者 | | |
電話 | | 03-5427-1582 |
ファックス | | |
ホームページ | | |
メール | | |
|
|
|
| |
私のお気に入り |