| | 第20回中国研究サロン 「法律実務からみた中国経済・日中経済交流の変貌」 |
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| | 世界第二の経済大国となった中国は、「世界の工場」から「世界の市場」へと変貌しつつあります。製造業の撤退が続く中、市場としての魅力に惹かれ、日本企業の中国における拠点数は過去最高となりました。また一時期停滞していた対中直接投資も底を打ったといわれています。
今回は、現場で日本企業をサポートしてきた森・濱田法律事務所の康石先生をお迎えし、さまざまな事例を通じた日本企業の課題や中国の法規制の動向などについてお話いただきます。
中国にご関心のある方々のご参加をお待ちしております。
演題:「法律実務からみた中国経済・日中経済交流の変貌」
講演要旨:
日系企業の中国進出を法的面で長年支援してきましたが、直近には、日系企業による「チャイナプラスワン」戦略によって、中国からの撤退や中国事業の再編の相談を多く受けており、中国企業による「走出去」(海外進出)戦略により、中国企業による日本進出も多数経験しています。今回は、大型M&A案件、企業結合やカルテル等の独禁関連事案、VIE等の資金調達スキーム等の代表的な事例やホットなトピックを通じて、中国経済(経済成長減速や競争関係強化により、外資の事業関係が悪化することを受けて、構造改革や規制緩和の動きを取っていること)及び日中間の経済交流(日本企業が政治的に不利な扱いをされているか等)の変貌を、中国と欧米(企業)間の交流と比較しながら、話すこととします。日中関係について、法律実務者の観点から、実態に適した客観的な評価がすることで、経済界、大学関係者、政策関係者との意見交換ができればと存じます。
講師:
康 石 (こう せき)氏:
森・濱田松本法律事務所 弁護士
略歴:
北京大学法学部・東京大学法学政治学研究科・ハーバードロースクール卒。1997年から日中間の投資案件をメインに弁護士活動を開始。2005年から4年間、アメリカのニューヨークで企業買収、証券発行、プライベートエクイティファンドの設立と投資等の案件を経験。2009年からアジアに本拠地を移し、中国と関係するクロスボーダー取引、紛争解決、コンプライアンス関連案件を取り扱う。Chambers Global 2016のCorporate/M&A部門で高い評価。
日時
2016年10月28日(金) 15:30 開場・受付開始
第1部−講演会 16:00 - 17:30
第2部−懇親会 17:45 - 18:45
場所
科学技術振興機構(JST)東京本部別館1Fホール
〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町
参加費
第1部講演会・・・無料
第2部懇親会・・・有料(懇親会受付にて1,000円徴収させていただきます)
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主催者 | | 中国総合研究交流センター |
住所 | | |
郵便番号 | | |
担当者 | | 工藤 |
電話 | | 03-5825-9391 |
ファックス | | |
ホームページ | | |
メール | | crcc@jst.go.jp |
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