| | 【無料】 「孔子学院の日」映画講演会 「青春映画で辿る台湾現代史」 |
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| | 今年度も「孔子学院の日」を記念し、9月24日(土)に映画講演会を開催します。
30分の講義に加え、映画全編を鑑賞、というスタイルで、映画を、より深く理解し、楽しむことができます。
講師:三須 祐介 氏(立命館大学文学部准教授)
時間:2016年9月24日 13:30〜16:00 (13:00〜受付開始)
場所:平井嘉一郎記念図書館シアタールーム
参加無料・事前登録制
上映映画情報
■作品
「GF*BF」(原題:女朋友。男朋友)(2012年・台湾)
■主演
グイ・ルンメイ(桂綸鎂)
ジョセフ・チャン(張孝全)
リディアン・ヴォーン(鳳小岳)
■監督
ヤン・ヤーチェ(楊雅吉)
■解説(Yahoo!映画より)
戒厳令下の1985年から2012年までの台湾を舞台に、男女3人が織り成す友情や愛をつづる青春ドラマ。
登場人物と同時期に青春時代を過ごしたヤン・ヤーチェ監督がメガホンを取り、27年に及ぶ彼らの関係を
1990年の学生運動など台湾の移り変わりと共に描く。主役3人を『海洋天堂』などのグイ・ルンメイ、
『花蓮の夏』などのジョセフ・チャン、『モンガに散る』などのリディアン・ヴォーンが好演し、台湾の
アカデミー賞ともいわれる台湾金馬奨をはじめ数々の映画賞を受賞した。
■あらすじ(Yahoo!映画より)
1985年戒厳令下の台湾、高校生のリン・メイバオ(グイ・ルンメイ)、チェン・チョンリャン(ジョセフ・チャン)、
ワン・シンレン(リディアン・ヴォーン)の3人は思想の統制や厳格な校則に不満を抱きながらも自分たちなりに青春を
満喫。メイバオとチョンリャンは周囲が認めるカップルだった。あるとき、チョンリャンからメイバオは単なる友人だと
聞いたシンレンは、メイバオに自らの感情を伝え……。
講座概要・講師紹介
■概要
「青春映画で辿る台湾現代史」
台湾現代史において大きな転換点になったのは1987年の戒厳令解除である。「解厳」とも呼ばれるこの年以降、台湾は徐々に民主化され、社会に変化が現れていく。楊雅賦ト督の映画『GF*BF』(2012)は、この「解厳」前後の80年代から90年代、そして2000年代を跨いで描かれる男女三人の物語である。軍人教官が常駐する台湾の学校制度や、政治改革を求めた「野百合学生運動」(1990年)、セクシュアル・マイノリティの問題など作品の背景となっているさまざまな点について触れながら、この映画の魅力を語る。
■講師紹介
1970年静岡県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科芸術学(演劇)専攻博士課程満期退学。早稲田大学第二文学部助手、広島経済大学准教授を経て、現在立命館大学文学部准教授。2010年4月−11年3月、台湾・中央研究院中国文哲研究所訪問学人。小説翻訳に胡淑雯著『太陽の血は黒い』(あるむ、2015)、論文に「曲から劇へ─上海滬劇社という経験─」(王徳威他編『帝国主義と文学』、研文出版、2010)、「明滅し揺らめく欲望─林懐民「赤シャツの少年」を読む─」(『野草』第90号、2012)など。
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