悠々茶房語学教室では各国語を受講される皆さんと講師との懇親を深める目的で定期的に懇親会を開催していますが、3月18日土曜日にモンゴル料理店で懇親会を開催しました。なお、中国語担当の黄雅てい講師は3月で大学修士課程を卒業し、愛知県内の企業に就職することが決まったため、今回は彼女の送別会を兼ねて実施しました。
この日の料理はホルホグ(石焼き肉)、揚げチーズなどの珍しいコース料理を味わいながら、ミルク酒などモンゴルのお酒を楽しむ人もおられ、楽しく談笑しながら賑やかに過ごしました。特に今回参加の皆さんは黄先生から授業を受けたことのある方ばかりであったため、先生との思い出話を含め、いつまでも名残惜しそうに話が続いていました。また、途中からはお店に備え付けのモンゴル衣装に着替え、皆さんモンゴル人になった気分で写真を撮りあったりして、約2時間の食事会を楽しく過ごすことができました。
ホルホグ
そこで、今回はモンゴル料理について紹介させていただきます。
モンゴル料理は「赤い食べ物」と呼ばれる肉料理と「白い食べ物」と呼ばれる乳製品に大別されます。肉料理は羊肉が中心で、茹でる、煮る、蒸す、焼くといった調理法で食べられています。茹で肉は「チャナサン・マフ」、蒸し肉(または石焼き)は「ホルホグ」、串焼肉は「ショルログ」と呼ばれています。そのほか牛肉は干し肉にされることが多く、豚肉や鶏肉はあまり食べられません。次に乳製品は牛、馬、ラクダ、羊、ヤギ、ヤクなどから搾乳されたものをさまざまな乳製品に加工されます。さらに、野菜ではジャガイモ、たまねぎ、ニンジン、キュウリ、トマトなどはよく食べられるそうです。そのほか、モンゴルで有名なお茶は、中国茶などに乳を加えて攪拌して飲まれるようです。
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