石家庄、邯鄲では一応何箇所か観光にも行ってきました。
携程旅游の観光案内で石家庄で一番人気の観光地は、?州?とあり、隋の時代に作られた世界で一番古い石製のアーチ型の橋だとか。
橋に全く興味はありませんが、隋の時代からってすごいなーと思ったのと、なんか?班が一夜にして作ったという伝説があるみたいなので行ってみることにしました。
が、遠い。市内からタクシーで往復300元かかりました。タクシーの運転手さんも初めて行く(近くのお寺はご利益があるのでよく行くらしいですが)らしく、本当に観光地なの?という感じでした。
着いたのが博物館で、そうとは知らずチケットを買ってしまったので、博物館代とあわせて80元かかりました。本当はもう少し奥に公園入場料だけ売ってるチケット売り場がありそこだと40元でいいようです。
博物館のチケット買ってしまったので仕方なく博物館見ました。橋が好きな方には中国全土の橋について勉強できて面白いかもしれません。あとは橋の真ん中にある龍の彫刻がありました。これが本物で現在の橋にあるのはレプリカということのようですが、博物館のものも隋の時代にできたの?新しくない?という感じでした。すいません、あまり説明読んでなかったので詳しくはわかりませんが。
そのあと、博物館の敷地をでて、しばらく歩いてからようやく?州?のある公園に着きました。橋以外見るものはない公園です。橋はこちら。
うーん。なんか下から上まで新しい感じだけど。。修復したからなのかな。
博物館の彫刻の写真はこちら
お次は邯鄲での観光。
邯鄲といえば日本では、邯鄲の夢とか、邯鄲一睡の夢と呼ばれる故事で有名ですね。旅人が邯鄲の宿で一生の夢を見て目覚めたら、まだご飯も炊けていない短い時間しか過ぎていなかったみたいなやつです。
ただ、この故事、中国人にそのまま邯?一睡梦とか言っても全く通じません。中国では黄粱梦(hu?ngli?ngm?ng)と言います。黄粱(粟)が炊ける前に見た夢ということです。
関連のある観光地はあるのかと調べると、邯?黄粱梦?仙祠というのがありました。ただ、説明を見ると、黄粱梦の故事に基づき再現され黄粱梦の世界を体験できるとあり、すでにがっかり感がにじみ出てるのですが、ここまで来た以上(二度と来ないだろうし)行くしかないということで、行ってきました。
入場料30元、さらに入り口でおばちゃんに線香をすすめられ5元で購入。このおばちゃんにはタクシー駐車代10元も請求されました。
中は実に見所のない、想像通りの場所でした。
邯鄲夢という言葉が中国にもあるんじゃんと思いきや、大垣市の日中友好なんちゃらの会長の一筆でした。がっかりさMAXです。
邯鄲といえば、戦国春秋時代の趙の国の都で有名です。秦の始皇帝の統一に立ちはだかったあの趙国です。マンガキングダムをお読みの方はご存知だと思いますし、僕は宮城谷昌光さんの楽毅を読んで趙国に興味を持ちました。
そこでどうしても行きたかったのが、?王城?址公?。入場料無料、ただの公園ですが、この場所で趙武霊王が政治を行い、楽毅がやってきたり、??得罪の廉?や?相如がいたり、李牧がいたことに思いをはせると感無量でした。趙の建国から滅亡までの歴史を描いた石版が通路に敷き詰められているところもまた最高でした。
ただ、見学者皆無、興味のない人にはただの公園だと思います。
趙の歴史を描いた石板
そのあと、一キロほどのところに廉?祠があるとのことで行きましたが、これが場所が難しくタクシーの運ちゃんに頑張って探してもらいました。が、着いてがっかり、1日と15日(多分農暦)しか開いてないとのことで鍵がかかっていました。