| | | | | 人文学部比較文学分野専攻3年男子。前半北京外国語大学へ、後半上海同済大学へ | | | 2016-01-26 12:20:21
今回が最後の三国志関連の遺跡です。
四川の旅4日目 この日は成都市の北、広漢市に連れて行ってもらいました!
どーん!さあこれはなんでしょう・・・
「?城」です!
後漢代、劉璋という人物が四川省を治めていたのですが、 紆余曲折があって、劉備が「天下とるだー」って攻めてきます。
歴戦の猛者が集う劉備軍の前に劉璋の軍隊は負け続けます。 また劉璋恩顧の武将たちも、劉備方に一度捕まるとバタバタ裏切っていくというありさまで、
劉備が「らくしょーやでー!」って思ってたら、
ここ?城で進軍が止まります。
この要塞堅固な?城を守っていたのが、「張任」という知勇兼備の名将でした!
張任の罠にはまった劉備軍は、 まず劉備方の軍師・??が射殺され、軍隊もズタズタに分断されて劉備が死の淵に追い込まれてしまいます。
結局、劉備は四川省を取るために、追加の援軍を呼ぶ他なく、 これがその後の劉備に大きな影響を与えています。
そして荊州からはるばるやって来たのが諸葛亮と張飛! 諸葛亮は城にこもる張任をおびきだし、捕まえることに成功します。
張任を城に退却させないために壊した金雁橋
三国志を読んでいて、劉璋方の武将が捕まると、バタバタ裏切っていくことは、かなり興ざめなのですが、 一番能力が秀でた張任は、捕まった後も、劉備の説得を聞かず死の道を選びました。
左から二番目が張任
張任が死の道を選び、その死を惜しんだ四川省の人が張任の雄姿を詠った詩は、読者の涙腺を刺激するところです。
また、張任が蜀の為に仕えていたら・・・
もっと面白い展開があったのかもしれません。
今あるのは、現代になって復元したものです。
張任は僕の非常に好きな人物なので、無理を言って連れて行ってもらいました。
僕は満足です(*^▽^*) |
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