| | | | | 人文学部比較文学分野専攻3年男子。前半北京外国語大学へ、後半上海同済大学へ | | | 2016-01-26 15:54:25
四川省で4泊しているのでだらだら書いていますが、ここが僕が最も楽しみにしていたところです!
1929年、中国史の概念を大きく覆すきっかけがここ四川省広漢市で発見されます!
中国の古代文明というと、教科書に載っている中国北部の「黄河文明」が有名ですが、 ではその時期、南部(長江流域)では取り立てて高度な文明は無かったのか?との疑問が学者の間でありました。
書物の上では、ちょこちょこ記述があったみたいですが、土の中から何か見つかることが無く、「中国史の欠落部分」と言われていたそうです。
1929年、燕さん親子が道で、玉や璧を300近く発見しました。 これがきっかけで、発掘作業が行われ、長期の停滞時間もあったそうですが、1980年代に 「出てくる!出てくる!ヘ(゚∀゚*)ノ」今まで見たこともないようなものがウジャウジャ出てきたのです!
そう!これが長江文明の始まり、「蜀文化」だったのです!
蜀文化というのは二つに分けられるらしく、 新石器時代後期から西周時期早期の古蜀文化、東周から秦漢代の巴蜀文化の二つだそうです。
それでは入ってみましょう!
まずこの金の杖(古蜀文化)
これが祭事に使われたのか、王者の証なのか未だ不明ですが、表面の刻みを模写したところ、以下のような模様が浮かび上がりました。
他にもいろいろ
そしてここからが多くの学者を魅了した出土品です!
どーん!
「青銅人面具」という一応の名前が付けられたこの出土品、これが古蜀文化の文化の高度な文明を表しているとし、現在も大変注目されています。
裏から
どれも見たことありませんが、全て中国大陸から出土した面具です。
商代(これは四川省からではない)
大小色々出てきました
よくわかりませんがいろいろあります
さらにこの飾りがついた面具(商代)
目が飛び出しています!
裏から
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