NYの旅でも、もちろん生徒さんたちの事は忘れていません。せっかくの1カ月の空きを頂いたのでレッスンの質もバージョンUPしないとです。そこで今回の旅の大きな目的でもあったのが、アメリカの楽譜巡り。
そこで友達にも協力して貰い、ニューヨーク在住の3人のピアノの先生に問い合わせをしていつも行かれる楽譜屋さんを紹介して頂きました。
みなさんご親切にご丁寧にお返事下さい、感謝しています。ありがとうございました。みなさんから頂いた情報を無駄にせず色々と楽譜巡りをしてきました。
アメリカではネットでの注文が発展し、昔ながらの楽譜屋さんが今ではほぼ全滅状態で、簡単に手にとって楽譜を見れる場所があまりないとのことでした。先生たちもオンラインショップで購入するとのことでした。この意外な状況にちょっぴり寂しい気持ちにもなりましたが、さすが先生たち。良いところを教えて頂きました。
大きな古本屋さんに少しだけ楽譜コーナーがありました。が、んーしっくり来ませんでした。他にも本屋さんを回りましたが、写真を撮るのを忘れるほど楽譜が少なくかつあってもトホホな感じでした。
からの〜、
故中村紘子さんも卒業された、ジュリアード音楽院の図書館。生徒さんが楽譜を忘れて、図書館で借りた楽譜をそのままレッスンに使い、それを知らない先生が楽譜に書き込むという、どこの大学でもある事がやっぱりここでも起きていて、クスクス。
たくさんの楽譜に書き込みがあり、表現を盗み見する事が出来てとても勉強になりました。
ニューヨークでご活躍されているどの先生の回答にもあったのがジュリアード音楽院のショップ。こちらには幼児向け、初心者向けの楽譜が沢山ありました。日本の楽譜との大きな違いは五線譜から入らずに音の上下する並びから入っていくのがメジャーです。指番号でピアノを弾いていき徐々に五線譜に移ります。日本でも有名なバスティン式が多かったです。
1番の収穫はその場で出会ったニューヨークのピアノの先生方から教えて頂いた流行りの傾向や発表会の様子、レッスン形態などなど〜でした。それがとても良い学びの時間になりました。
アメリカ楽譜をニューヨークで探すとなると、ジュリアード音楽院で事は足りると思いました。ですが、日本のヤマハ楽器店のような充実はありません。改めてヤマハの種類の豊富さ、分かりやすく陳列されている環境を有り難く思うのでした。
つづく〜