私の住んでいる東莞市について。
東莞市(?莞市,Dongguan)は南中国に位置し、1年の大部分は高温多湿の気。6月から10月まで熱帯または亜熱帯モンスーン気候で夏に多く雨が降りスコールが来襲する。
日本の佐賀県とほぼ同じ面積で、北緯23度2分東経113度43分で、沖縄県より南西に位置する。(私のイメージでは中国はすべて日本より北にあると思ってた(・・。)ゞ)
広州、深?、香港の中間に位置することから、各種工場が林立する工業地帯である。
阿片戦争の引き金となった林則徐がアヘンを処分した虎門鎮がある。
成田空港から最寄りの広州空港まで約6時間のフライト、その後高速バスで約1時間半。
日本との時差は1時間(日本が10時なら中国は9時)。
夫の東莞市への転勤(任期は約3年)が決まった時、私は正社員で仕事をしていたため、一緒に赴任するか、それとも私は残ってそのまま仕事を続けるかでかなり話し合った。
最初は、仕事を辞めるのは勿体ないということで、夫が単身赴任しようかとまとまりかけたけど、まだ子どももいなくて2人だけの家族なのに離れて暮らす必要があるのか、私の仕事がかなり忙しくて毎日遅くまで残業が続いていてあまり体調も良くなかったことから、思い切って退職して一緒に赴任することに決めた。
夫は2013年5月に赴任したが、会社の規定で、3か月以上経ってからでないと家族の呼び寄せができないので、退職の都合等も考えて私は年内に移住することとなった。
私はそもそも海外旅行に2回(オーストリア、ハンガリー、チェコを巡った新婚旅行とハワイ旅行)しか行ったこともなく、海外で生活、しかも中国ということでかなり不安だったけど、先に来た夫は「中国は意外と楽しいよ!早くおいで〜」なんて言っていた。←私を不安にさせないためかなぁ…
でも、行ったことのない国でいきなり生活をするのはやはり不安だったため、夏季休暇を利用して7月末に東莞市に来てみた。
東莞市に来てみて、自分が思っていた中国のイメージとのギャップにビックリ
まず、高層ビルがニョキニョキ建ってる
高級車や日本車がすごい量走ってる
身なりが綺麗でなんだかお金持ちそう
日本のスーパーイオンがある(笑)
意外と日本人に優しい(この地域は外国人が多くて慣れているからみたいで、他の地域は想像のとおりみたい)
良い意味でのギャップを感じ、住むことにあんまり不安はないと感じて帰国。
やっぱり事前に来てみて良かったと思ったのでした!
ちなみに、夏は本当に暑くて、前述のとおりしっかりスコールにも見舞われました
そして、11月末に退職して、各種予防接種を9本打って(毎週毎週で辛かった)、とうとう2013年12月20日、東莞市に移住となった!
初めての海外生活、今までずっと仕事ばかりしてきて主婦業がかなりおろそかだった私が専業主婦に、そして中国語が全く分からない私が日中1人で家にいて買い物にも行く…不安だらけの中国生活が始まった