| | | | | 中国は大連からお届けします! | | | 2017-03-10 06:17:01
大連にやって来た日本人留学生から、お話したいことがあります、と改まった感じで連絡が来た。一体何だろうと思いながら、とにかく会うことに。
部屋にやって来た留学生から出た言葉は「日本に帰ることにしました。」というものだった。まったく予想もしていなかっただけに驚いた。聞くと、毎晩2時間しか眠れないらしい。ほんの少しの付き合いだが、お椀の件の一件でも周囲に気の配るたちであることがわかる(お椀の件というのは、中国では、お椀を持たずに食べる習慣があるので、お椀を持って食べるのは失礼にならないかと気にしていたことだ)。
帰国の件は相談ではなく、既に両親や日本の先生にも了承を得ての報告という感じであった。自分で決めたのなら、それが一番だろうね、と私も引き止めようとはしなかった。2時間しか眠れない日が続いているのはしんどいだろう。ただ、帰国して、考え直してもう一度と思うかもしれないし、それはそれで悪いことではないから選択肢として持っておけばよいとだけ言った。
そして、日本へ帰って復学の件もあるので、土曜日に帰りたいと。これもまた急な話であるが、帰ると決めたからには一刻も早く帰りたいのだろう。その気持ちもわからなくはない。
その土曜日というのは、毎週日曜日に行っている相互学習“どこでも”学校恒例の歓送迎会の日だ。一昨日、幹事5名とどんなイベントにするか相談したばかりだった。当日、日本人留学生が帰国したと知ったら、彼らはどうおもうだろうか、と考えたとき、急遽、これはどうしても幹事だけには帰国の旨を直接言ってもらわなければ、と緊急の夕食会を本日持つことにした。幸い、日本人留学生も、そういう機会を作っていただけるならありがたいです、と言ってくれた。言葉や文化の壁があるので、どこまで理解しあえるかは難しいかもしれない。しかし、直接会って表情や仕草を通して伝わるものもあるはずだ。
ということで、本日の緊急夕食会は、思いもかけない送別会になるのか、はたまた再会を期しての激励会となるのか、そこは若いみんなに任せたいと思う。 |
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