日本への一時帰国から戻り、再び上海のクリニックで定期検診を受けました。
以前妊婦だった上海の友人から、妊娠中にNIPTを受けたと聞いていたので担当医に相談しました。
新型出生前診断(NIPT)
母体血で胎児の13.18.21トリソミーの疾患を調べることが出来ます。(パトー症候群、エドワーズ症候群、ダウン症候群)
NIPTの感度は99%と高く、また採血のみで検査出来るので流産・死産のリスクがありません。
日本では35歳以上が検査可能ですが、中国では特に年齢制限はありません。
また費用は日本が15〜21万円に対し上海(国際和平病院)では1800元+22元(診察料)でした。
NIPTについては、
精度が高いが100%ではないこと。(仮に陽性判定だとしても結果が違う場合もある)
陽性判定が出た場合の事を夫婦でよく話し合っておく。
とアドバイス頂きました。
日本では出生前診断について様々な意見がありますので、それについては割愛させて頂きます。
中国では社会福祉があまり発達していない事もあって、出生前診断を受ける事は普通だそうです。また日本は22週以降は中絶出来ませんが、中国では7ヶ月頃(24週)まで可能だそうです。
かかりつけのクリニックでは検査は行なっていないので、ウェルビーに問い合わせました。
・上海では国際和平病院で行なっているとのこと。
・以前は予約出来たが、今は受付順になるので1.2時間待つ場合もある。(VIPではなく一般の診察)
・費用は診察料22元+検査料1800元 で現金or支付宝
・最新のエコー写真や医師の診察記録、パスポートを持参する事。
という事でした。
当日は通訳さんが同行してくれて何から何まで手続きしてくれました。
国際和平病院
初診だったので診察券を作り、医師の診察を待ちました。
待合室は妊婦さんや付き添いの家族でごった返し
順番が来ると入る部屋と受付番号が電光表示板に表示されます。
診察室には1つの机に向かい合うように医師が2人おり、患者は2名相席になり診察を受けます。
普通に会話は聞こえるので、個人情報ダダ漏れだなあ…と思いました。
医師からは
・初産か経産婦か
・流産の経験はあるか
・過去に大きな手術をしたか
・輸血をしたことがあるか
・胎動は感じるか
・上海で妊婦健診を受けているか
などを聞かれました。
診察が終わると別室で保険について説明がありました。
検査料には保険料が含まれており、検査結果により保険金?が貰えるみたいです。
詳しい事はよく分かりませんでしたが、同意書の写しを貰いました。
説明が終わると採血をします。
こちらはすぐ呼ばれました。
日本では採血後に絆創膏で保護しますが、こちらでは綿花しか貰えませんでした。
気になる方は絆創膏を持参した方が良いです。
検査結果は2週間後に通訳さんが取りに行って、電話で報告してくれます。
結果は全て陰性でしたので、とりあえずホッとしました。
?(*´?`*)??らりるれろ?(*´?`*)??