観光・商用の目的で中国へ入国する日本籍の者は、滞在日数が入国した日から15日以内であれば、査証が免除されます。
下記の主なビザのカテゴリがあります(詳細)。
- 観光査証(L 査証)
- 訪問査証(F 査証)
- 留学査証(X 査証)
- 就労査証(Z 査証)
- 定住査証(D 査証)
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|  | | 麦積山石窟は中国北西部の甘粛省天水県の東南から45キロ離れた山間部にあり、高さは150メートルあまりある。歴史文献の記載によると、麦積山石窟は後秦(約前3世紀ごろ)の時代から掘り起こされ、その後、高さ30メートルと70メートルの崖に仏像を彫り始めた。
この仏窟は幾重にも重なり合い、上下に乱れていて、とても威厳がある。麦積山石窟には現在、北魏、西魏、北周、隋、唐、五代、宋元、明、清などの各時代の洞窟が194個、泥人形や石の彫刻が7000点あまり、壁画が1300平方メートル現存している。洞窟の中に、人間とほぼ同じ大きさの彫像があり、それらは極めて生活感あふれる作品になっている。端正で重々しい仏や、菩薩、弟子などの彫像もある。経書を読んでいるもの、話し合いをしているもの、喜びに満ち溢れたもの、手招きしているものもある。また、敬虔な少年と天真爛漫な子供の彫刻もある。高さ約16メートルの阿弥陀仏から、10センチぐらいの彫像まで、いずれも精巧で細かく、生き生きとしている。多くの彫像は神を人格化し、生活の色合いが濃く、見るものに親近感を与える。これらの彫像は中国の仏教史、歴史学、考古学、民俗学の研究に重要な実証をもたらした。麦積山洞窟は奥ゆかしい森林地帯に隠されているため、歴代の戦争の崩壊と人為的な盗みから免れ、非常によい状態で保存されている。
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