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| 2020-07-04 03:58:00
ステイホームと言われて、ずっと在宅でしたがようやく解放(…はずでしたが今後はどうなるのか!?)今回は、(熊本県)みなまた和紅茶実行委員会主催の研修会に講師として参加しました。熊本県水俣市、芦北町のメンバーを中心に、鹿児島県、宮崎県、茨城県から駆けつけてくれたメンバーも合流して賑やかな研修会となりました。次回は9月だそうです。また宜しくお願い致します!
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| 2020-05-26 06:59:00
今や東京在住者にとって生活する上で必須アイテムになったマスク。どうやら今夏は暑い中でマスク着用となりそう。想像するだけで暑い…。とはいえ、身につけるものの1つになっていることに変わりはないので、いっそ洋服と同じようにコーディネートしようと思いました。最近は試しにオンラインでいくつか購入。汕頭刺繍のもの。カバーなので、このように不織布のマスクを入れます。こちらは京藍染とか…(詳細不明)琉球絣。裏はシルクです。こんな風に今、夏物のマスクカバーを収集中。どうせなら楽しみたいですよね。私自身もこれらの手づくりマスクに触発され、手持ちの布を使って作ってみようかなぁと思っています。そんなこんなで、マスクカバーはまだまだ増えそうです。
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| 2020-05-17 15:48:00
送られてきた日本国内の荒茶をチェックしています。今年は日本国内多くの産地、特に有名産地、大きな産地が減収、減益のようです。ここ数年は、日本のお茶生産者は減益の連続…かなり以前から、こういう日が来ると言われていたのに、結果として有効な手を打てなかったのが悔やまれます…。
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| 2020-05-08 20:43:00
私が関わる国産紅茶の中でも、昨年特に良い成果が得られた、茨城県古河市の吉田茶園さんの、いずみの1stFlashや、実生のやぶきた(共に荒茶)のサンプルが送られてきました。今年初めて国産紅茶の新茶のテイスティングとなりました。去年の反省点が、きちんと修正されていました。さすが!あるロットはトップノートが東洋蘭、ミドルノートがマンゴー、最後の方で南国のトロピカルな何かが何層にも折り重なったような、瑞々しく甘美な香りを感じられました。国産の茶品種でも出来るものですね。吉田茶園の紅茶は、これから熟成→仕上げ→熟成…etcという作業を経て、秋の涼しくなる頃に販売となります。(予約は既に受付ているようです。https://www.yoshida-chaen.com/)秋が楽しみです。
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| 2020-05-05 19:09:00
先日ひょんなことから、中国の汕頭(スワトウ)刺繍を手に入れました。その中で周囲から人気のあるの2枚を…ブルーがとても綺麗で、白い葡萄や青い大小様々なお花がとても上品に感じます。裏から見るとわかるのですが、布に丸い穴を開けたところをかがってあるのも凄いです。次はこれ↓お花の刺繍方法が全部違っていて、多彩です。約30cmの一枚布の中にこれだけ豊かなバリエーションの花の刺繍。今日は思わず2時間位、じっと眺めてしまいました。汕頭(スワトウ)のハンカチ刺繍は80年代から2000年位まではかなり盛んに作られていて、中国のお土産として、または日本の百貨店での取り扱いもあったようですが、最近は減退の一途のようで、前ほど見なくなっています。また改めて詳細を書きますが、イタリア人宣教師達が技術を伝え、東洋の美と融合して生まれたこの美しい刺繍、私も自宅で眺めて楽しみたいと思います。これもこんな時期だからこそ出来ることなのかも。
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| 2020-05-03 21:58:00
画像はオンラインで見つけたインド西部のブロックプリント「アジュラック」をラリーキルトに仕立て上げたもの。インド人の素朴な手仕事って、日本人を遥かに超越したところと、信じられないくらい無頓着なところ、両極端さが共存していて、それが独特な魅力になっているように感じます。アジュラックは、パキスタンが起源らしいのですが、私はインドのグジャラート州カッチのものが好みです。このアジュラックの文様はイスラム文化に影響を受けているという話を聞いたことがあります。詳細はわかりませんが、茶器類との相性も良く、かつては苗族の刺繍と同じく、茶席に時々登場させたものでした。この騒動が収束したら、これを使って屋内外でティータイムを…と思っています。
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| 2020-05-01 22:50:00
アプローチは様々ですが、その一つがテイスティング。例えば、お茶を炒ると言っても…画像のように、色々な流儀や道具があります。どの機械にも(手作業をする人間も含む)長所欠点は必ずありますし、求める先にある物事は同じでも産地の様々な環境、背景や事情で方法論が違ってくるのです。「拿茶説話」ー先ずはお茶を見よう。業界内の人間同士は、何はなくとも先ずは結果(お茶)そのものを見ます。出されたお茶から、各工程を思い描き、その時に起きた問題点を読み解くそれがシングルオリジンのテイスティングに求められることとなります。この世界はとにかく客観性が重視され、ある種の嗜好性や抽象的な表現は入り込めません。よって中途半端な実力でテイスティングをするとすぐバレてしまいます。この手のテイスティングが出来るようになるには???ただ只管練習して経験を積むこと、そしてそれらとフィールドワークで見てきたことを繋げていくことです。今のコロナ肺炎騒動... [続きを読む] |
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| 2020-04-23 14:49:00
10年以上使っている苗族の刺繍ピースをリメイクしたポーチ。ポーチの端の黒い布は傷んでしまいましたが、刺繍そのものはまだまだ元気です。この刺繍は貴州省黔東南苗族?族自治区台江県一帯に居住する「革一」と呼ばれるグループのものです。ポーチには、この刺繍ピースと似たものを使用しています。中心に打??、両端に??などの技術が詰まっています。革一の刺繍は日本人コレクターにも人気があるそうです。私も好きで、いくつか所持しています。これも同じ頃にリメイクしたものです。最近までずっと貴州省の苗族のものかと思っていたら、どうやら雲南省のどこかの少数民族のもののようで…。大きいピースはこんな感じです。ポーチのより新しいものですが、雰囲気は伝わるのではないかと思います。2つ目のポーチは…コロナウィルス肺炎対策で消毒液、除菌ウエットティッシュ、底の方に予備のマスクなど入れています。色々と大変なご時世ですが、時にはこのように遊び心も兼... [続きを読む] |
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| 2020-04-19 23:07:00
先日某番組で見かけて一目惚れ。たまたまある所で見つけて、私の手元へやってきました。 ベツレヘムパールボタンと呼ばれる白蝶貝をハンドメイドで彫ったものなのだそうです。直径4.5cm。厚さ5?…この手仕事が醸し出すあまりの美しさにビックリ。これはアザミの花でしょうか。ベツレヘムパールには星アザミをモチーフにしたものが多いような気がするのですが、これもアザミの1種なような気がします。実際この地域ではアザミの蜂蜜が特産品になっているという話も。この地の人達にとって、アザミはごく日常の花でもあり、宗教や政治の争いの中で平和を願う、祈りに寄り添うような存在なでもあるのかもしれないなぁと、この美しい手仕事を眺めながら思ったのでした。
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| 2020-04-14 20:30:00
民族独自の文字を持たない人達が自己表現をしたもの…それが中国苗族の刺繍です。殷代には中原あたりにいたと言われていますが異民族(漢民族等)に追われて、最終的に今いる中国西南部に流れ着いたそうです。苗族と言っても幾つものグループがあり、グループや居住地によって刺繍の傾向も違います。とても濃ゆいキャラクターを持つ刺繍達ですが、そこにはこの刺繍をした人達の祈りや願いが込められている気がします。こういうものを手に取ると、なんだか自然と元気が出てくるので不思議です。
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