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| | 葛西囃子中村社中
葛西囃子の起源は、江戸時代享保(1716〜1736)の始め、武州葛西領(江戸川区・葛飾区・江東区・墨田区・足立区の一部)の総鎮守香取神社(葛飾区 金町の葛西神社)の神官、熊勢環が創作し近隣の若者たちに教え、和歌囃子(若囃子)と称したのが始まりと言われています。
当時の関東郡代、伊奈半兵衛(今で言えば警視総監と知事の権力を持った人)はこれを青少年の善導に取り入れようと領内の村長を集め若囃子を奨励。また、江戸の天下祭りと言われた赤坂山王(赤坂日枝神社)と、神田明神(神田神社)の祭礼に出演させるため毎年、代表推薦会を催し選ばれた者には褒美を与えました。
その後、安政の頃(1858〜1860)西小松川天祖神社の神官、秋元式称が音頭をとり囃子組合を組織し、練習に励み芸を競ったため、江戸の各地に神田囃子、本所囃子、深川囃子、佃囃子、など多くのグループが生まれ、江戸の祭りには欠かせない芸能となりました。このように葛西囃子は江戸の祭囃子の源流となっているものです。
イベント:博物館に初もうで 新春イベント「獅子舞」
日 程: 2020年1月2日(木) 〜 2020年1月3日(金)
時 間:11:45、14:00 各回30分程度
会 場:東洋館-玄関
演 者:葛西囃子中村社中
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