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| | 第5回 11/8 (木)杉村博文氏「可能補語肯定形の意味と用法」
講座概要
刘月华「可能补语用法的研究」(『中国语文』1980年第4期,246-257)の論旨を辿りながら,可能補語の意味と用法,特にその肯定形の意味と用法について論じる。個人コーパスに基づいた数値にすぎないが,結果形式「记住」と「听懂」をベースにした可能形式の使用状況は次のようになる:「能记住,17;记得住,17;能记得住,4;记不住,43」「能听懂,20;听得懂,38;能听得懂,8;听不懂,203」。否定形の用例が突出して多く,肯定形の前二種の用例が拮抗し,二重肯定形が時折用いられる。この比率はどのような結果形式をベースにしても基本的に変化しない。この状況に合理的な説明を与え,「记得住」タイプの肯定形の意味と用法を正しく位置づけてみたい。
講師紹介
杉村 博文 氏(大阪大学名誉教授)
1951年,徳島県麻植郡(現吉野川市)生まれ。1976年,大阪外国語大学外国語学研究科東アジア語学専攻修了。大阪外国語大学外国語学部教授,大阪大学大学院言語文化研究科教授を経て,2017年3月,大阪大学を定年退職。著書に『中国語文法教室』(大修館書店),『现代汉语语法研究―以日语为参考系』(大阪大学出版会),『現代中国語のシンタクス』(日中言語文化出版社)等。
定員 50名(要事前申込)
参加費用 無料
会場のご案内
立命館大学大阪いばらきキャンパス交通アクセス:http://www.ritsumei.ac.jp/accessmap/oic/
キャンパスマップ:(会場はC棟4階になります)
※会場の大阪いばらきキャンパスには駐輪・駐車場はございません。公共交通機関をご利用の上、お越しください。
※キャンパス内は禁煙となっております。
お申し込み方法
ホームページ「文化イベント講座受講申込フォーム」からお申込みください。
※お申込み後のキャンセルは、受付メール内にあるキャンセル専用URLからキャンセルをしてください。(お電話でのキャンセルはお受けできません。) |
主催者 | | 杉村博文氏 |
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