| | 【無料】 中国の現地法人のガバナンス・リスク対策セミナー:ITと損害保険の活用 |
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| | 海外進出日系企業のASEANシフトがトレンドとは言え、今も福井県企業の海外拠点の約半数は中国です。中国の現地法人は「本社は現法の気持ちを分かってくれない」と言う一方、本社にも「現法に勝手にされたら困る」と言い分はあります。ガバナンス(企業統治)問題は悩みが尽きません。
いち早く中国に進出した大企業も同様の悩みを抱え、現在は自らの苦労をもとに開発したソリューションを、地元企業に提案しています。
ジェトロ福井では「越境ECセミナーシリーズ」、「初めての食品輸出セミナー」などで、県内企業の皆様に参考にしていただけるよう、企業の先駆的な取り込みを紹介しています。今回はリコージャパンよりIT対策について、また世界最大の信用保険会社であるユーラーヘルメス社より海外企業からの代金回収について、中国の事例をもとに、それぞれリスクとソリューションを解説いただきます。
これらのソリューションはもちろん中国以外の現地法人対策にも有効です。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
日時
2016年10月4日(火曜)15時00分〜17時30分(14時30分〜受付開始)
場所
福井商工会議所ビル B1 国際ホール(福井市西木田2-8-1)
内容
テーマ
問題1:今や製造業に欠かせないCADソフト。ある日、中国現法のパソコンのWindowsがアップデートした瞬間、CADソフトが立ち上がらなくなった。原因は海賊版のCADソフト。「納期に間に合わない」と現法が本社に報告してきた。現法が海賊版ソフトを使用していたことを本社はその時初めて知った。影響と対策は?
問題2:中国現法の永年の販売先だった中国企業からの支払いがある月突然、止まったと本社に報告が。いつの間にか販売先の社長が替わっていたという。信頼して掛売りにしていたのがアダになった。未然に防ぐ方法はなかったのか?現法は「中国は広いんですから見張りはムリです」という。保険会社は頼りになるか?
プログラム
14:30
開場
15:00
ジェトロ「2015年度 中国進出日系企業実態調査」から
ジェトロ福井 所長 西澤 成世
874社の日系企業から回収したアンケートから見える、営業利益見通し、賃金・コスト上昇、原材料の現地調達など経営問題を概観します。
15:20
「中国におけるIT環境構築・運用時の注意点」
リコージャパン株式会社MA事業本部
グローバルビジネス推進室中国担当グループ 小野寺 洋一 氏
ソフトウェア・ライセンスの不正利用、情報漏洩など、安全とは言い難い中国のIT環境。対応に苦慮されている企業も多い中、リコーがITサービスの事業活動を通じて得た"現場の実態" を、皆様にお伝えし、その対策をご提案します。また、リコーグループ内における取り組みとして、中国で実践し、現在も運用している対策事例をご紹介しながら、企業の皆様が"使える”対策と効果をご説明します。
16:20
休憩
16:30
「中国を中心としたアジア向け輸出取引における与信管理」
ユーラーヘルメス・ジャパン・サービス株式会社 審査部長 竹内 潤 氏
ユーラーヘルメス信用保険会社 日本支店 営業本部長 紀伊 善雄 氏
売掛債権の保全・回収は、海外展開する企業の皆様にとって解決すべき喫緊の課題です。世界最大の信用保険会社であるユーラーヘルメス社の講師より、中国を中心とするアジアの経済情勢を概観し、倒産状況を含むリスクを解説します。またNEXI(日本貿易保険)等各種ファイナンス手法と比較しながら、与信管理手段のひとつである「輸出取引信用保険」の仕組み、審査や信用格付を説明します。
17:30
閉会、名刺交換
主催・共催 ジェトロ福井
協力 三井住友海上火災保険株式会社(講師派遣)
後援 福井商工会議所、ふくい貿易促進機構、福井市、福井銀行
参加費 無料
定員 50名
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主催者 | | ジェトロ福井 |
住所 | | |
郵便番号 | | |
担当者 | | 西澤・坂谷 |
電話 | | 0776-33-1661 |
ファックス | | 0776-33-7110 |
ホームページ | | |
メール | | fki@jetro.go.jp |
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