登録 | ログイン  お問い合わせ  
strJobIdへようこそ!
中国関連ブログ
出会い言語交換中国百科ブログ日本求人中国求人
ホーム>>TOP>>メニュー
ブログの登録
ブログの検索
カテゴリ別ブログ
全地域別ブログ
新着記事
新着ブログ
人気ブログ
人気のブログ(月間)
人気のブログ(季間)
国際結婚ブログ
中国株ブログ
中国語ブログ
中国留学ブログ
中国料理ブログ
中国茶ブログ
中華圏芸能
ニュースと話題
上海ブログ
北京ブログ
香港ブログ
大連ブログ
広州ブログ
蘇州ブログ
深センブログ
東莞ブログ
ワールドフレンド・ ネットワーク
ブログ特集
国際結婚のブログ
駐在妻のブログ
中国で子育てのブログ
日本語教師のブログ
中国での起業家のブログ
駐在員のブログ
中国でペットと暮らす人のブログ
北京オリンピックのブログ
   博客 金烏工房   
中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。
  2023年11月に読んだ本     
2023-12-01 07:56:39


教養の人類史 ヒトは何を考えてきたか? (文春新書 1431)教養の人類史 ヒトは何を考えてきたか? (文春新書 1431)感想
日本古代史に関する一般書を発表してきた著者がこのタイトルでどういう内容を書いているのかに興味を持って手に取った。勤務先の短大での講義内容が中心ということだが、「知の巨人」を取っかかりにして人類の進化から新型コロナまで、文学、歴史、哲学、宗教等々幅広い分野にわたって学ぶべき教養へと導いている。古典から最近話題になった本まで様々な本を取り上げているので、ブックガイドとしても使えそうである。
読了日:11月01日 著者:水谷 千秋

歴史と文学のはざまで 唐代伝奇の実像を求めて (東方選書61)歴史と文学のはざまで 唐代伝奇の実像を求めて (東方選書61)感想
序章で中国では古来文字による記録は〈実録〉として読まれ、『桃花源記』などもフィクションとして読まれなかったというようなことが述べられているのだが、それではそういうものを書く層は他人の手による文字記録を物語として読まなかったのだろうか?序章での議論を大いに疑問である。本編で訳出される唐人伝奇にも「たんなる怪異譚と馬鹿にできようか」という一文があるが、これは伝奇を「たんなる怪異譚と馬鹿」にする立場も一定程度存在したことを示すのではないだろうか?
読了日:11月03日 著者:高橋文治

ケマル・アタテュルク-オスマン帝国の英雄、トルコ建国の父 (中公新書 2774)ケマル・アタテュルク-オスマン帝国の英雄、トルコ建国の父 (中公新書 2774)感想
文字改革などの施策についてはこれまで過大に評価されてきた面があるようで、その裏返しで独裁者という評価も権威主義的な傾向は否めないにしても、現代のエルドアンなんかと比べると、当時の法的権限の制限や複数政党制も視野に入れていた点などから、やはり過大評価となるようである。また本書では公定歴史学の導入、太陽言語理論の提唱など、その施策の負の面についても言及されている。キャリアの初期において軍事的英雄として評価された点や後世に評価が大きく揺れた点など、建国の父としては中国の毛沢東と好対照となりそうである。
読了日:11月06日 著者:小笠原 弘幸

大学の先生と学ぶ はじめての歴史総合大学の先生と学ぶ はじめての歴史総合感想
予備校講師の実況中継本のような感覚で読める高校の新課程科目歴史総合の参考書。資料やグラフなどの図の読み取りによる分析が多い。また教科書が扱われるすべての事項を解説しているわけではなく、教科書などを使って読者に自分で調べてまとめさせる箇所が多い。章末の設問も歴史総合の趣旨を生かしたものになっている。(念のため簡単な解答例を付けておいても良かったと思うが)
読了日:11月09日 著者:北村 厚

デパートの誕生 (講談社学術文庫)デパートの誕生 (講談社学術文庫)感想
ブシコー夫妻によるデパート誕生記。当時の流行品店から発展したデパート、ボン・マルシェの革新性を、同店などに取材したゾラの小説なども参照しつつ描き出す。まずは薄利多売にバーゲン・セール、顧客を教育するという発想、返品の受付、無料の休憩室、カタログ商法等々の販売戦略を紹介し、ついで歩合給制、社員食堂、社員寮、営業時間外の教育やクラブ活動、退職金・養老年金制度など、社員教育と福利厚生制度について触れる。デパートの歴史のみならず、19世紀後半以降の大衆社会化の一側面をうまく描き出している。
読了日:11月11日 著者:鹿島 茂

ガンディーの真実 ――非暴力思想とは何か (ちくま新書 1750)ガンディーの真実 ――非暴力思想とは何か (ちくま新書 1750)感想
ガンディーとその非暴力思想の「真実」、あるいは限界。非暴力不服従運動が日常での実践を背景としたものであったこと、その服装に思想的変遷があったこと、果実食を追求していたこと、ソウル・メイトとの交流、家族との関係等々、思いもしなかったガンディーの姿と思想を窺い知ることができる。今後ガンディーとその活動を語る上で基本になる書ではないかと思う。ただ、衣服を自分の手で作ることにこだわっていたとなると、トレードマークとなる眼鏡の使用についてはどう考えていたのだろうか?
読了日:11月13日 著者:間 永次郎

『大漢和辞典』の百年『大漢和辞典』の百年感想
諸橋轍次と大修館書店の創業者である鈴木一平による『大漢和辞典』の編纂・刊行について。著者が元大修館書店社員ということもあってか、どちらかというと編集や印刷にまつわる話が多い。戦前の出版社事情や、大漢和と漢字制限論、漢字復権といったような政治・社会事情との関わりの話が面白い。
読了日:11月19日 著者:池澤正晃

物語 江南の歴史-もうひとつの中国史 (中公新書, 2780)物語 江南の歴史-もうひとつの中国史 (中公新書, 2780)感想
江南といっても、本書では広く長江以南の地域を対象としている。地域史的な要素もないではないが、南方の視点からの中国史といった方が適切な内容。各章それぞれテーマを設けているので、章が変わるごとに時代が行ったり来たりしてちょっとややこしい。正直「南から目線」の中国史としては、菊地秀明『越境の中国史』の方が内容が濃くて面白い。軽い中国史読み物が読みたい層向けの本という感じがする。
読了日:11月21日 著者:岡本 隆司

中国殷代の青銅器と酒 (ブックレット《アジアを学ぼう》)中国殷代の青銅器と酒 (ブックレット《アジアを学ぼう》)感想
殷代の醴酒を用いた儀礼の興りと衰退、その容器と見られる青銅?と、その?に付けられた饕餮紋の展開、そして醴酒を用いた儀礼の衰退の歴史的背景について。酒の種類によって器種や紋様が固定されていたのではないかという発想が読みどころ。青銅器の紋様が現代の酒のラベルのようなものではないかという喩えは面白い。ただ、醴酒衰退の背景に環境的要因を推測として持ち出すのはありきたりでいまひとつ説得力がない。ここは環境学方面の研究やデータなどでの実証が欲しかったところ。
読了日:11月21日 著者: