この字は第何声、と自信持って言えないものは「知ってる」単語とは言えない。そして大人は、声調を身体では覚えられない。頭で一つ一つ、コツコツと地道に覚えていくしかない。覚えては忘れ、忘れては覚え、していくしかない。
……というのは、中国語に関してはもうめっちゃわかるし、その通りだし、なんの異存もないんですが。だから台湾語でもきっと同じことだと思うのですが。
……無理。むりっす。台湾語は、声調覚えても変化するっちゃもん。必ず変化するならまだ許せるけど、変化せん時も多いっちゃもん。いつ変化せんのかもよーわからず、何年勉強しても全然喋れん。
と自暴自棄になって、マジで台湾語の勉強やめようかと思っていた時、全く独学でルーマニア語をマスターし、ルーマニア語で小説を書いた方がラジオに出ておられて、ルーマニア語は「全く喋れない」とおっしゃってるのを聞きました。
よっしゃ、これでいったるで。全然喋れないけど、台湾語のテキスト、いつかつくるぞー。