このブログでも何回かアップしましたが、私は小学校低学年の頃、大谷翔平選手の様にピッチャーで3番のクリーンアップを打つ野球小僧でした。でもコントロールが悪くて、対戦相手の親御さんからの心無い野次が嫌で野球からさっぱり足を洗いました。そして高学年にはサッカー小僧に華麗に転身したのでした。
今ではプロ野球にも高校野球にも全く興味も沸きませんが、国別対抗WBCとなると話は別です。今夜の準決勝対イタリア戦は9:3で日本の勝利でした。準決勝はプエルトリコVSメキシコの勝者との闘いとなりましたが、此処まで来たらアメリカにも決勝戦まで頑張って貰い、日本に優勝して貰いたいものです。
一方、私の居住国台湾では一次リーグで敗退してしまいました。あれだけ野球に熱心なお国柄で、然もあの有名なチアガール軍団も登場するはずでしたが、盛り上がる前に消え去ってしまったわけです。日本のマスコミは残念がっています。
お隣の韓国も台湾同様に一次リーグであえなく敗退しました。イチローがWBCに参加したころの強さはどこへ行ってしまったのか。ある選手がヒットしたのを喜び勇んでニ塁ベースから離れた隙にタッチアウトされて問題になり、また帰国した代表チーム監督や選手が敗戦の弁を述べるもなく、霧消の様に逃げ去った態度が悪いとマスコミに叩かれています。
さて、準決勝で日本に負けたイタリアですが、セリエAでのサッカーやバレーボールならともかく、イタリア人を始め欧州人の野球をするイメージは全く湧きません。そんな野球ですが世界的にみて野球の競技人口はどれほどなのでしょうか?
実は世界的に野球競技人口はたったの3500万人程度だそうです。それに対して、サッカーのそれは桁が違って2億6000万人です。ですから、WBCよりW杯のほうが世界的には注目されるわけです。必然的にアメリカ大陸中心での放送となりますね。
ところで、市民ランナーの中高年の私がパートナーに誘われて週一で卓球教室に通っていますが、卓球の競技人口はどうでしょう。何と驚くなかれ、サッカーの競技人口を上回る3億人です。中国やインドを中心に競技人口が多いのは理解しますが、シングル&ダブルスしかない競技にこれほどまでとは思いませんでしたね。
時々、台北市内の卓球大会を覗くことがありますが、ちびっこ対成人が同じルールで戦うスポーツも珍しいかもしれません。気後れすることなく堂々とゲームしている子供の様子を見ると、同じ年齢のころ野次に挫けた私が恥ずかしく思います。