【このブログは2019年5月に旅した記録です】
さて、ケルアン(カイルアン)からスースに戻りどうしても見ておきたい遺跡があるのでチュニジアの見納めに日帰りでエル・ジェムに行ってみようと思う
スースからエル・ジェムへは南に約70キロの移動である

と、いう事でスースのルアージュ・バスターミナルにやって来た
なんか屋内式でモーターショーの会場みたいだがここは近距離用のミニバス専用ターミナルなのだ

そしてエル・ジェム行きのミニバスに乗って高速道路をおよそ1時間でエル・ジェムに到着した?

スース⇒エル・ジェム:5・6(約200円)
そうしてバス・ターミナルから街に出て目的の遺跡に向かって行こう

それではこの間にエル・ジェムについて解説しよう☆
エル・ジェムは人口約21000人程度の小都市でこの街の起源は紀元前の古代カルタゴの植民都市として建設された
この一帯はオリーブ栽培が盛んでその集積地として発展しカルタゴ滅亡後のローマ支配下ではハドリアヌス帝の下で繁栄しローマの都市・シスドラスとなり多くのローマ人が入植した
3世紀のマクシミヌス帝の時代に大規模な内乱が起りエル・ジェムは破壊され衰退して行く
現在は、ローマのコロッセオに匹敵する規模のエル・ジェムの円形闘技場が残されており世界遺産に登録され小さな町ながらも観光客に人気となっている
雲助が見たい遺跡とはこの巨大円形闘技場である
それでは