次男、先日、新しいインターのオーケストラ練習に参加してきました。
次男は今回、学年途中での編入です。
アフタースクールアクティビティ(ASA)の受付は学期始めに終了してしまっているので、
もし、入りたいクラブや何らかの活動等がある場合は、
自分から担当の先生を探し出して自力で「途中だけど入れてもらえますか?」と聞いて回らないといけない状況です。





ただでさえコミュニケーション能力が低い次男には、こういう「ネットワーク作り」だったり「人に聞いて情報を得る」といった面でのハードルが、通常以上に非常に高くなるわけですが、
今の学校は全校生徒1200人以上?ぐらいの大規模校につき、大人しくしていたら一生、誰にも発掘される事なく完全に埋もれてしまいます。。。
そこで母は今回、「戦略」を練ることにしました。
題して
「次男を発掘してもらう作戦」。

せっかく学内に(有料ではあるけれど)音楽アカデミーがあるのだし、ここで誰かしらに認めてもらえれば、学内オケもしくはチャンバーミュージック(室内楽)グループにもすぐに入れてもらえるかもしれない。
オケもしくは室内楽グループに入れれば、少なくとも「高校最後の1年半、何もしなかった
」で終わることはないであろうし、
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卒業式演奏や学内コンサートに出してもらえる可能性も有り。
何度も行動を共にしているうちに気の合う友達が出来るかもしれない。
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こっちの方が次男には重要
…という事で、
最初のアカデミーの先生(外部のバイオリン教師)の「面談?」の後に、アカデミー担当者さんにも「次男、オケとかコンサートバンドに今までも参加していたので興味あるんですけど、今から編入部するには誰に問い合わせたらよいでしょうか?」などと、念の為お声がけしておき、
そこで教えてもらったASA担当者宛のメルアドにも念のため「新しく入った次男が楽器を弾くのだが、オケか室内楽等のグループで今から入部出来る所があったら教えてください」とメールを送っておき、
待つこと10日ほど。
あーやっぱ、大きい学校というのはたった一人のちっぽけな途中編入生なんて、相手にしてくれないんだなぁ

と諦めていた頃、
いきなり母の電話に学校から電話がかかって来たので
ついに、魔の「学校からのお呼び出しか?!」と思って出てみましたら、
「アカデミー担当者さんが次男くんのレッスン時の演奏を聞いてオケ担当の先生に次男くんを推薦してくれたので、オケ担当の先生が次男くん宛にオケお誘いメールを送っているのですが、オケ練習とアカデミーのレッスンがバッティングするので、お家でレッスン日を変更するかどうか話し合ってください」という連絡でした。
要するに
次男が先週から受け始めた「学内有料音楽アカデミー」を取り仕切っている担当者の方が、レッスン室から漏れ聞こえる音を聴いていてオーケストラ担当の先生に「次男くんなら今からオケに入ってもすぐにオケの曲も弾けますよ♪」と連絡してくれたため、
わざわざオケ担当の音楽の先生から次男宛にメールで「次男くん、楽器弾けるんだって!?MsXが連絡くれたわよ。良かったらオケ入りなよ!いついつどこの教室で練習あるから是非見においで!」←(次男宛のメール)とお声をかけて来て下さった、ということらしい。
。。。。。。。
個人的には、「戦略」とか「計画的」に「根回し」とかいう類いの事をするのはあまり得意ではないのですが…
子が能動的、というか、「先の事をまるで考えていない/予測できない」タイプの子だと、時と場合によっては親や周りの人間が一言でも付け足して伝えておいた方が、断然スムーズに事が進むんだなぁ…と感じた次第。
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ただの「過保護」とも言うのかもしれませんが…
実は…前から感じていた事ですが、
こういうのって、ウチの長男はめちゃくちゃ上手いんですよね。
天然の「人たらし」っていうんでしょうか?
女子力が高いというのか?
上手い言葉が見つからないですが。
ちょっとした会話の端々を上手い事取り上げて、相手に良い印象を与えつつ自分の存在や好きな事や特技の印象付けたり、覚えていてもらえる様な工夫がサラッと出来る。
おそらく長男本人は小さい頃からあまりにも転校転居が多かったために、初めて会う人たちにいかに自分を認識して覚えてもらえるかという点で、もう無意識レベルで行なっている事の数々なのだと思うんですが、
長男の「最強に運が良い」ところの根底には、実はこういう小さな小さな「周囲への種まき」が功を奏しているからなのか?!と、今回、母にも腑に落ちる所がありました。
とは言っても、長男はそれ以外でもめちゃ!くちゃ!偶然の巡り合い運が最強で、本人の(無意識の
)努力だけでは説明出来きらないぐらいに巡り合わせが良すぎるんでね、
多分「強運の女神様に愛される運」をがっしり掴んだまま生まれて来れる人も、世の中にはいるんだなぁ〜…
とは感じますけどね:p
次男にも、自力で「良運」をたぐり寄せられる様な工夫ができるように、ちょっとずつですけど、日々の生...