旧正月も終わり京都マラソン大会まで3週間を切りました。旧正月中は一日も休まずに毎日ランニングして21?走も数回しました。2月の京都は相当に寒いと想像しているので、当日着用する防寒ウエアも購入済みです。あとはお決まりのおニューシューズを買うだけです。
ところで、週一回通っている卓球教室の先生から同じ教室に通う針灸医師を紹介されました。丁度ランニング後に両脚ふくらはぎの張りと左臀部の痛む症状が出ていたので針治療をして貰おうと思いました。
診察所は居住先から歩ける場所で夜間診療もあり便利です。患部を触診をしてから針治療をします。うつ伏せ状態ですので治療状態は拝見できませんが、ツボと思われる個所に1本づつ刺して痛みの有無を確認しながら電通治療もします。針のツボに触れるピリッと感と電通のビリっと感が何とも言えません。
『骨盤が右側に歪んでいますね。』
治療後、医師からこう言われました。左臀部の鈍痛の原因はこの歪みからくるものでした。カバンを肩から下げる時、左肩にかけますが右肩だと身体が右側に傾いているのでカバンが肩からずれ落ちます。長年の癖で身体に歪み(捻じれ)が生じるのです。首頸椎の潰れからくる椎間板ヘルニアになったことがありますが、やはり身体の歪みが原因でした。
この治療の翌日、たまたま日本の整体師さんのオンライン講演を拝聴しました。この整体師さんは私と同世代の還暦過ぎですが、フルマラソンやトライアスロンにモノ足らず40歳過ぎてからウルトラマラソンにチャレンジしている方です。膝痛を抱えたアスリートを少しでも緩和させて走らせてあげたいとの一心で書いた著作の出版記念講演です。
身体がどちら側に歪んでいるのか直ぐに分かる方法と改善方法を回答してくれました。床に立膝座りの状態をした時に床に片方の膝が着く方に身体が歪んでいる可能性があるそうです。私の場合、正に右膝を床に着きましたので、上述の針灸医師が指摘した通りです。
ランニングする時、特にマラソンの様に長距離になればなるほど、身体が歪んだアンバランスな状態で走るのは、身体に歪みがない場合に比較して疲労度が増すそうです。そしてどちらかの脚と臀部(骨盤)に変な負担が掛かり痛め易くもなるそうです。
それを防ぐには、臀部・腹部・肩甲骨をグッと力を入れて締めて骨盤を並行に突き出すイメージで走ると良いそうです。身体の歪みを矯正する走り方が出来れば、疲労度は軽減してタイムも短縮できれば嬉しいです。そしていつまでも長く走ることができればなお良いですよね。
(本文とは無関係、この日夕飯に食べた搾菜肉細湯麺)