【このブログは2019年5月に旅した記録です】
さて、カルタゴ(市)で遺跡を堪能したらそのままの勢いで今度はカルタゴ(市)の北に隣接するシディ・ブ・サイドに行ってリゾート気分を味わいたいと思う
それではいつものようにシディ・ブ・サイドの観光MAPを添付して置くね

では前回最後になったアントニヌス浴場からほど近いカルタージュ・ハンニバル駅からTGMに乗って行こう?

カルタージュ・ハンニバル駅⇒シディ・ブ・サイド駅
0・45チュニジア・ディナール(約17円)
それでは移動中にシディ・ブ・サイドについて解説しよう(・∀・)
シディ・ブ・サイドはカルタゴ(市)に隣接した街で人口は約5000人である
白一色に統一された美しい街並みからチュニジアで最も美しい街として知られている?
この街はチュニス湾を見下ろす断崖の上にある事から現在はリゾート地となってるがかつてはその立地から古代カルタゴやローマ時代には燈台が建てられた
シディ・ブ・サイドが街となったのは11世紀のアラブ支配時期に丘の上に要塞が建設されたことが始まりであるという
17世紀以降ここにはお金持ちたちが家を建てるようになり別荘地へと変貌して行き現在に至る
街の名の由来には1つの伝説があって1270年にフランス国王ルイ9世が十字軍を率いてチュニスを攻撃するがその最中に没してしまう
しかし死んだはずのルイ9世だが彼はイスラム教徒に改宗してブ・サイードと名を変えベルベル人の娘と結婚し余生をこの地で暮らし、聖人シディとなりその彼の名がそのままシディ・ブ・サイドとなったという事だが・・・
その話は歴史上は否定されているがあくまで街の名の由来として伝説となっているのだ?
しかし実際はスーフィー教団の導師としてこの地で活動し1231年に没した聖者・アブー・サイードの名にちなんだものである
そうしてあっと言う間にシディ・ブ・サイド駅に到着した?
駅前にあるこのロータリーは1月14日広場で1月14日と言うのはアラブの春の発端となったジャスミン革命でベンアリ大統領を退陣に追い込んだ革命達成記念の日だよ![凱旋門]()