アメリカ??はお正月のお祝いはあっさりしています。
ハロウィン、サンクスギビング、クリスマスと大騒ぎして、新年明けたら2日から仕事という所も多いようです。
この前アメリカ人にお正月は何食べるのと聞いたら、いくつか教えてくれました。
一つ目は、
ブラック アイ ド ピーという豆をたべるそうです。
確かに年末スーパーでよく見ました。
私が今住んでいるのはアメリカのノースカロライナですが、よく「南部」と言われます。
アメリカ大陸ではそんなに南の方ではないのになぜ南部というのか不思議に思っていたのですが、
ここで言うところの「南部」はアメリカの「南北戦争」時代、南部軍に属していた地域を指すようです。
この南部(奴隷制度、プランテーション農業)と北部の違いは今でも、政治的、思想的、慣習的にも根強いそうです。
この「ブラック アイ ド ピー」はアフリカ原産の豆で、奴隷制度下のアメリカでは飼料か奴隷の食べ物とされていたそうです。
南北戦争の際、このブラックアイドピーが食料不足から人々を救ったからお正月に食べるようになったとか、
見た目がコインに似ているから食べるようになったとか言われているようです。
またこちらもスーパーでみて、どうやって食べるのか不思議に思っていた「カラードグリーン」。
(写真はお借りしました)
そのままでは硬いのでよく煮て食べるようです。
たまにメイン料理のサイドとして選べるお店もあります。
煮込んだときのグリーンがお札のいろのようだからお正月に食べるのだとか。
また↓こちらは金塊に見えるから食べるコーンブレッド
アメリカ??お正月のお願いお金がらみばかり


我が家はお正月の朝は、お節っぽくお祝いプレートとお雑煮を食べましたが
お昼は、飾り切りをした際に出た蓮根や人参のかけらも煮ておいたので、それを酢飯に混ぜて
かまぼこの切り端、
伊達巻の切り端、
Whole Foods Marketで奮発したいくら、
ALDI(ドイツ系のスーパー)で買った冷凍生食用マグロ(近くのfarmers marketの方が断然美味しいですが、いつでも手に入るのはありがたい)
を載せてチラシ寿司に。
残った年越し蕎麦も付けて?
ちなみにALDIの生マグロは
3パック入っていたので、
チラシ寿司、
スパイスをまぶして表面を炙ってマグロのステーキ、
韓国風漬け
と三変化しました。
我が家はアジアンスーパーが遠い(高速で1時間)ので、
蓮根、ごぼう、里芋はとっても貴重。(値段も高い)
なので、蓮根は
年越し蕎麦の天ぷら
筑前煮
さらにチラシ寿司の酢飯の中
とこちらも三変化
ごぼうも
筑前煮
年越し蕎麦の天ぷらのかき揚げ
残りは、ささがきにして冷凍しておき、きんぴらや豚汁に後日活用予定。
里芋は買ってきた日に皮を剥いて、用途別に切り方を変えて冷凍保存しています。
先日クリスマスに焼いたスポンジは、
クリスマスケーキ?と
お正月の和スイーツにしたり
ハンバーグを作る時は3倍量で作って、
その日のハンバーグ
ハンバーグの状態で冷凍
メンチカツの状態で冷凍
とこちらも三変化
頑張り貯金して、たまにラクして、なんとか今年も楽しく料理していけるといいなと思っている食いしん坊です