タイ??旅行中、古都チェンマイで思わぬ風邪をひいた私ですが、何とか復活してこの日はスコータイ世界遺産を見学出来ました。
高校時代の世界史でタイの歴史でアユタヤ王朝とスコータイ王朝を学んだ筈ですが、前者は10年ほど前に行きました。そして歴史好きな私としてはスコータイは前々から行きたいと思っていた場所でした。
スコータイはタイ米の産地でもあります。果てしなく広がる大地に二期作の稲が植っていました。左側は既に稲穂に成長していますが、右側は植えたばかりの稲です。ランニングの途中で撮影しました。
歴史的には元々カンボジアのアンコールワットを築いたクメール人が進駐した場所ですが、13世紀ごろモンゴル帝国に圧迫された中国雲南省から南下してきた民族がスコータイ王朝を興した王朝です。スコータイとは『幸福の夜明け』と言う意味とのこと。
(クメール人文化が色濃い建造物、ヒンズー教っぽい)
その後はアユタヤ王朝に吸収されてしまい僅か140年ほどで王朝は消滅してしまいますが、その間にタイ文字や仏教文化を見事に開花させた文明王朝であったとのことです。非常に興味深い遺跡でしたよ。
(三者三様にお顔の作りが全く違う仏様)