昨夜のNHK(国際報道2022)でウクライナ首都キーウにバンクシーが現れて壁画を描いたと言うニュースを拝見しました。
バンクシーと言えば、世界の政治や社会に関する風刺画家として有名です。街路、架橋、壁、廃墟跡などにスプレーで描く、所謂、ストリートアーティストですが、その素性や国籍は不明だそうで反戦主義者とも言われています。
ロシアの指導者であるアノ彼の特技は柔道であることは広く知られていますが、その彼が小さい子供に一本背負いか何かの技で見事に投げられている様子が画かれています。ほかにも数点が残して去って行ったようです。
(画像はお借りしました)
私は2019年サラリーマンを定年退職した年にイスラエルとパレスチナ自治区へ旅行しました。この国では男女の差別なく兵役が義務化されています。
ユダヤ系、アラブ系、イスラム系人が混在居住するエルサレム市内には勿論、パレスチナ自治区との検問所にも兵士がいます。一般の乗合いバスにもマシンガンを携えた女性兵士が乗車してきます。
私はその場所でバンクシーが画いたとされる壁画を見ました。兵士が抱えているはずの銃や手榴弾の代わりに花束を投げようとしている壁画には平和への願いが込められておりその画風に圧倒された記憶が有ります。
(実際のパチリです)
来る2023年が戦争の無い平和であることは勿論、世界中が早くパンデミックからも無縁になることを祈願して止みません。