マラソン大会に参加された方ならご存知でしょうが、エントリー時に自分の完走予定タイムを事前申告します。例えば、5時間〜5.5時間とか。
この申告タイムによりランナーのスタート位置が決まります。招待選手は最前列スタートで、速い順にスタート区がS・A・B・C・D…となります。
今回の神戸マラソンでの私のスタート位置は申告によりM区でした。ちなみに最後部区はOでしたので全出走者が15区分に分けられるわけです。
東京マラソンの様に3万人以上が参加するレースになると自分の位置からスタート位置まで来るのに数十分かかる場合もあります。
レース記録はゼッケンやシューズに付けたICでグロスとネット時間の両方が計測されます。一方で制限時間は決まっています。よーいドンの合図が鳴った瞬間からカウントされますから、当然ながら後方であればあるほど不利になるのです。
神戸マラソンの場合、大勢の市民ランナーの安全を考慮して、第一ウエーブ(S〜H)は9:00スタート、私のM区は第二ウエーブで9:15スタートでした。先頭グループがスタートした時点で既に15分ロスするわけです。
実は自己申告制度ですからエントリー時に嘘っこの申告することも可能と言えば可能です。私が3.5時間と申告すればもっと前方からスタート出来ちゃうわけです。
私は昭和生まれの紳士スポーツマンですから、清く正しく美しくをモットーに申告していますよ。まあどうせ仮に前方からスタートしたとしても直ぐに抜かれちゃいます。
毎回後方から然も最初はスピードを抑え気味に、そして最後まで抑え気味に制限時間以内に悠然と走り切る戦法なのです。
ただ年々歳を取るにつれて制限時間が気になり始めました。50歳過ぎで始めたどのレースも制限時間以内に完走してきたのが自慢ですが、タイムがどんどん制限時間に近づいています。自らレースを止めるならともかく、収容車に乗るのは御免ですね。
さて…
最近では応援naviなるAPPが存在して、マラソン大会名称を指定して名前やゼッケン番号を入力するとコースやランナー位置情報までバッチリわかる優れものです。
『素晴らしいペース配分で会心のレースでしたね!』
知り合いでこのAPP を使って応援して貰った方からお褒めのコメントを頂きましたがものは言いようです(笑)。
さて次回第3戦は地元台北で台湾最大の大会にエントリーしていますが、これまでの2レースの様では制限時間に確実に引っ掛かってしまいます。やはり後方からのスタートとなるはずですが、もっとギアを上げないとマジやばいです。
(文面とは無関係ですが、富士山と台湾への復路機内食)