次男の三者面談記録:ランゲージA(英語Lang&Lit)HL
次男の三者面談記録の続きです。
現在通っている隅っこインターはとても小さな学校なので、学期はじめのミーツ・ザ・ティーチャーDayでは次男のランゲージAの先生は他の先生が担当する予定になっていましたが、
結局、今までも長男次男がお世話になっていたIBコーディネーターになられた先生が引き続き教えてくださっています。
Language & Literature HL
(通称「ラング・アンド・リット」もしくは「エル&エル」など。学校によって通称の呼び方が異なる場合有り)

この前の数学の先生との面談で、
数学の先生
「DP途中の転校で、面倒なのは…Language A (カテゴリー)かな〜」と仰っていたので、
その「面倒」
と言われる根拠を、
L&L担当の先生に直接聞いてみる事にしました。
先生曰く「学期途中で転校する場合、学校毎に取り扱う『課題図書』が変わってしまう場合が多いため、
1。違う本を一から読み直し、
2。その著者や内容について新たに一から分析し、
3。その上でDP課題に取り組まなければならない
から、
他の科目より二度手間的な労力がかかる、という事の様です。
以前の記事にも書いた様に思うのですが、
復習すると、
↓↓
ランゲージAカテゴリーでのHLとSL間の違いは、例えばSLだと課題図書が3冊で良いところを、HLになると5ー6冊に増える(受講必須時間も増える)、といった感じで。
やる事はHL/SL共にほぼ同じ*。
*ウチの長男談「英語に問題ない学生だったらどうせ取るならHLにしておいた方が、お得。(やる量がちょっと増えるだけだから。大学受験時も外国人留学生には必須とされる「英語」資格で他のIELTS等を受験しなくてもIBDPのHLで何点以上だったら他の試験を受験しなくても良い大学も結構有り。
逆に、英語に問題がある学生さんの場合は時間が倍取られるので他の教科との組み合わせに要注意!)」だそうです。
LiteratureとLang&Litの違いは、簡単に言うなら「Literature(文学)では主に文学作品(大作含む)を取り扱い、Lang&Litでは文学作品だけでなく詩やニュース記事や『文学作品』に含まれないソースも課題として取り扱う」点が一番大きいけれど、基本的にやる事も、評価されるポイントも一緒、だそうです。(by先生)
なので、
DP学年途中での転校の場合、
一番困るのは
例1) IBスクールじゃない学校に転校する場合
例2) IBスクールでも、中途半端に課題に入っちゃった後にインターナルアセスメント(「アイエー」「IA」)課題をやる/提出する直前、すなわち学期末とか学年末にならない超!中途半端な「キリの悪い」時期に転校しないといけなくなった場合
の二つで、
例1はもちろん評価方法が違う所だと「難しい」のは分かるんだが、
例2の場合の、「IA課題をやる直前」&「評価が出る直前」というのは、転校生にとったら新しい学校に赴いていきなり試験受けさせられて、「読んだ事もない課題本についてなんて、何書いて良いか分からない
」状態になるし、
次に行った学校も、一体どうやってこの学期の成績を付ければ良いかわからなくなってしまう(読んでる本自体が違うから、この子は本読んでなくて出来ないのか、それとも本読んでても出来ないのか、判断に困る
)ので、
↑そういう意味での「難しい」という事だそうです。(by先生)
で。
実は、ここ隅っこインターに昨年度までいらっしゃった、長男も大変お世話になったハイスクールカウンセラーの先生が、今年度始めから次男が次に入れてもらう(つもりの…)インターナショナルスクールに異動されていまして!
英語兼DPコーディネーターのこの先生ももちろん元同僚としてお知り合い同士なので、
先生も
「そんならすぐにMs△にメールして、向こうの学校で何やってるか聞いとく!心配ナッシング!」っと言って下さってました〜!
ありがたや〜



!
ちなみに
先生曰く、
世界中のインターナショナルスクールの大まかな転校生比率は通常毎年30ー40%程度で、DPに入ってからの転校も10%ぐらいは毎年有る、そうです。
(地域や学校によっては特定の学年での転校生を受け付けない場合も有るので、事前にリサーチされておく事を全力でお勧めします)
…
という訳で、Lang&Litの面談では主に「転校」についての進路相談っぽい内容で終わってしまいました
…。
本当はもっと「成績を上げるには?!」的な質問もしたかったのですが


次男くんの場合は「問題の意味」「質問の意図するところ」をまず良く理解して、「ズレない解答」を導き出さねばならない!という点が一番ネ...