シスターズ♪シスターズ♪とルンルン韓国ドラマの「シスターズ」を見始めたら
亡き母のシスターズから新米10kgが届きました
母は三人姉妹の真ん中
新米を送ってくれたのは母の5歳下の叔母です
お米もさくらんぼもりんごも柿も栽培してる大農家の家でしたが女の子しか産まれませんでした
長女である5歳上の伯母は中卒ですぐに跡取り娘として婿探しを強制され早くに結婚
次女のうちの母は、昔から足腰が少し弱かったのか、「この子は農家の嫁は無理だ」と両親は考え、高校は洋裁が大好きで家政科(キャイ〜ンのウドちゃんと同じ庄内農業高等学校)に進んだので、その流れで卒業後は東京の文化服装学院に進ませてもらえました
で、下の三女は、次女にお金をかけすぎたので、高校までは行かせてもらえたけど、市内の大農家さんの家の跡取りとお見合いして、高卒して早々に結婚させられました
そう、この三姉妹の境遇の差が人生後々まで響くわけですよ
伯母も叔母も、うちの母を憎んではいないけど、長年羨んではいたんですね…
母亡きあと、やたら聞かされます、ひがみの遠吠えを…苦笑
それをひたすら「うん、うん、そうだったんだね」と聞かされる私
新米のお礼の連絡をしても、あれこれおしゃべりしても、最後は亡き母は苦労もせずに好き勝手生きて云々と話が移行していくんだから、まったくもう
亡き母の娘の私が大変不快だということに気づかないんだからさ…よほどため込んで熟成された妬み嫉み…
うちの母、73歳という若さでの旅立ちは無念ではあったけれど、こうした姉と妹からのダークな感情に汚されることなく、旅立って良かったのかもね
お母さーん
きっと天国で見て姉妹に同情しつつも、祖父母と共に未熟なままの私とビンのことを護ることに日々必死なんで、「妬み嫉みとか醜いよ〜」って一喝して苦笑いしてそう
うちの母、ホントにスカッと爽快、明るいマイペース人間だったので、故郷の山形の田舎のネチネチした複雑な人間社会は合わなかったと思うので、18歳で山形庄内地方を飛び出して大正解だったと娘の私も確信します
そう、そして私は、母に対する妬み嫉みを聞かされても、それでも亡き母の大切な姉妹である伯母と叔母を大切に思い、あれこれ気を使いお金を使うのであった…。