NHK某地方局で『団塊の世代』を女子アナが“ダンコン”と言い間違えたとのこと。言葉は難しいとは言え、良くぞ天下のNHKに合格したものだと逆に感心してしまいます。この痛恨の言い間違え女子アナ、暫くは再教育で画面からお隠れになること間違いなしです。
さて、同局の朝の情報番組で若者言葉についての特集でした。台北に起業している私は、日本の若者との交流も皆無ですから益々この種の言語には疎くなるばかりです。SNS上で耳にする意味不明な単語は、時々検索することもしばしばです。
この日紹介された若者言葉の幾つかですが、全く聞いたこともなければ想像もできない言葉や単語ばかりです。皆様は理解していますか?
『アマゾン生える』はLINEなどの遣り取りで使用するのか、日常会話で使用するのか、どう発音するのかさえも分かりません。キモイは分りますが、感無量と言う意味の『エモい』はエモーショナル(感情的)からの派生語でしょうか?
サラリーマン時代に、ビジネスメールの中にもこの種の言葉を使用する若い社員がいましたが、いかがなものかなと思ったものです。
それも時代ごとの言葉の変遷や消滅で仕方ないことなのでしょう。例えば、“マンモスうれぴー”なんて現在では言うひと皆無ですから。
ところで、中国語(好ハオ)も若者言葉のスキとして使われていることが笑えました。本来の中国語の基本的な意味合いとしては“良い”から逸脱しているのが可笑しいですけど。まあ言い始めたひとは、言語創造性が豊かなのです。
それにしても、私は昭和生まれの古い体質の人間ですから、ら抜き言葉がどうにも気になってしょうがありませんがいかがでしょうか?