私は嘗てスポコン漫画『巨人の星』の主人公星飛雄馬に憧れて野球少年でした。ポジションは勿論ピッチャーでしたが、ノーコンが致命傷で試合相手チームの親御さんからの大人げないヤジで野球道を諦めました。
そんな時、メキシコ五輪で男子サッカーが銅メダルを獲得したものですから、簡単に野球少年からサッカー小僧へ転身しました。
高校卒業までサッカーを部活で続けましたが、旧国立競技場で開催される全国高校サッカー選手権と言った大会に出場するほどチームも個人もそのレベルには遥かに遠いことは十分に分かっていました。ただ目標もなく漫然とボールを蹴っている毎日でした。
さて、皆様もご存知の三浦知良(カズ)選手が55歳の現在も現役で活躍中です。J3の更に下のJFLカテゴリーとは言え、自己年齢の半分以下の選手と白髪混じりでボールを追いかけて新国立競技場での試合のピッチに立っている様子が映されていました。
ゆっくりとジョギングしているわけでもなく、瞬間的なダッシュや激しいボディコンタクトで転んだりもする競技ですから只々驚きと尊敬です。
1998年初出場フランスW杯の最終選考で「外れるのはカズ、三浦カズ」と言うあの有名な岡田元監督の言葉が脳裏を霞みます。
本戦メンバーから外されたことがサッカーへの執念としてそうさせているのか、その気持ちは本人以外には知る由もありません。
あと3週間でカタールW杯メンバー(26名)が発表されます。誰が選ばれて落選するのか。ノーベル文学賞で毎回下馬評に登るあの方のように。
どうせなら経験値の高いチームまとめ役として一人ぐらいならばカズを選んで欲しいとW杯の度にそう思ってしまいます。
一方私はとてもじゃないですが、還暦過ぎてまでボールを蹴る気にはなれませんから持久力頼みのランニングとマラソンはこれからも継続したいと思います。ただ最近ちょっとの段差で蹴躓くことさえもあります。
また還暦過ぎから始めた卓球は、運動神経で玉を打ち返すので、週一回ですが先生について楽しく練習しています。何しろあの打感とラリーが気持ち良いですからね。三浦カズ選手の様には到底いきませんが、継続は力なりです。
P.S
元SMAPの中居君、台湾でも色々と物議を醸しだした引退したF.Aさん、卓球Tリーグに最近活動自粛から復帰したY選手の珍しい共演の珍しいTV番組のイチ場面