私の会社の取引先で日系某社営業部長様がコロナ禍の中国へ2か月間の長期出張へ出発しました。
この方は私のランニング友達でもありますが、仲良く京都・大阪・東京マラソンにエントリーしており、来年2月大阪マラソンには両人共当選しましたよ。
さて中国入国に際して10日間のホテル隔離となります。ANA青島行き便に搭乗して青島空港から防疫専用バスでANA系列ホテルまで連れて行かれて昨日から隔離状態に入り、部屋からは一歩たりとも出てはいけないそうです。
(防疫専用バス社内の様子)
ところで肝心の食事ですが、ANA系列ホテルですから、多少は期待を込めて日本人の口に合う食事を三食提供して貰えるのでしょうか。
例えば朝昼夕こんな食事内容だったそうですが、日本から醤油と塩を持参したのは正解だったとの事です。
青島市は黄海に面した膠州湾沿いに位置する三東省の港湾都市ですが、1898〜1914年までは当時のドイツ帝国の租借地でした。ですからあの有名な青島麦酒(ゲルマン麦酒)が生まれたわけです。
ただし、ホテル隔離期間中はアルコール類の提供は、一切なしだそうです。隔離中に酔っ払って暴れられた困るからでしょうかね。この部長様は無類のビール好きなのですが解放されるまで我慢です。
それでもスーツケースに詰め込んだカップ麺とかインスタントカレーとか粉末スープなんかの持ち込み品の中にしっかりと“いいちこ”が写っているのが笑えます。
(スーツケース一杯の食料品の数々)
実は私も中国(浙江省杭州)顧客からビジネスのお誘いを受けているのですが、10日間のホテル隔離が耐えられないので訪中できずにいます。せめて3-4日間程度ならば我慢できますが…もう少し様子見です。