NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が前半山場を迎え、大泉洋が演じる源頼朝が相模川に掛かる橋の落成式後に落馬して落命しました。
このドラマのネタ本は『吾妻鑑』と言われる実在の歴史書で、平家滅亡前後〜鎌倉幕府成立〜源氏三代〜北条執権政治を北条家の立場から描いたものです。
頼朝は馬上で突如右半身の痺れと共に言葉がどもり落馬するのですが、その前兆として餅を喉に詰まらせたり、身体を不自由そうに立ち上がったり、盛んに水を口にするシーンもありました。
医学的な見地からは、糖尿病(当時は飲水病と言われた)による脳梗塞と診断されるようです。但し頼朝が亡くなる前後3年間の歴史がこの『吾妻鑑』から何故か欠落していて、後日談として書かれていますので正確かどうかは不明です。
さて、日本では例年より2週間ほど早い梅雨明けとなり、私のランニング友達がいる埼玉県では40℃近い猛暑だそうです。私が居住する台北ではこのブログを書いている時点で35℃前後なので、それ以上に高いわけですね。
この時期のランニングは並大抵ではありませんが、秋口以降に始まるマラソン大会に備えての身体作りも重要でしっかりと走り込みたいところです。
夏季以外、ランニング中に水分補給はあまりしない私でもこの時期はペットボトル2本ほど飲みます。日本だと公園などの水道は飲むことは可能ですが、此処台湾では衛生上不可です。
ですからランニングコースで水道があっても水浴びだけで、自動販売機の位置をしっかりと頭に入れて走ることになります。
糖尿病の持病を持つ私ですから、血液中の水分が抜けてドロドロ状態になると源頼朝みたいに脳梗塞を発症する危険度が高いのです。
健康のためのランニングとは言え、特に暑いこの時期熱中症や脱水症状を避けるためににも十分注意が必要ですよね〜