20年前の日記再掲示。
2001年5月24日の日記です。
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いかすみのパスタとサラダを食べる。
イカ墨のパスタは先日イタリアで買ってきた、
黒いイカ墨のパスタにイカ墨のソースをかけて食べるという、いかすみいかすみしたパスタだ。
ワインはPinot Grigio Le Altaneを一本のむ。
昨日のマルクトの続き。
ヴィクトリアンマルクトではよく卵を買う。
卵はスーパーと比べてもそれ程やすいと言うわけでは無いが、新鮮なことは間違い無い。
スーパーで売っているとやつと比べると割った時に卵の黄身が立つように盛り上がっているのがわかる。
いつも同じところで買うようにしているので、店の人も覚えているのか愛想がいい。
さらに例えば0.30と書かれた卵を6つ買うと1.50しかとらない。
一個はいつもおまけなのだ。
卵を入れる紙の入れ物(日本と同じ卵ケース。
日本の場合はプラスチックだがヨーロッパの場合は紙で作られている。)
が6個単位なのでそうしてくれるのだろうヴィヴィクトリアンマルクトでもうひとついいのは魚屋である。
これも実はギリシャの魚屋らしいのだが、時々看板に「刺し身に出来るマグロ 100g6.5DM」とか書いてある。その他にも新鮮な魚がたくさん売っている店なのだが、
店員は日本人慣れしすぎていてあまりよくないような気がする。
でもよく日本人が買いに来ていて、まぐろの大トロなんかを買って行く。
フィクトリアンマルクトから旧市庁舎の方に抜ける道は肉屋通りと名づけてられている。
その名のとおり、肉屋が6、7軒並んでいる。
この通りで売っている肉がなかなかいいよという噂を聞いて、
昔、肉があまり危険でなかったときはこの肉屋通りで良く買った。
変な野菜を買うよりずっと安かったのを覚えている。
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解説します。
日本人として育つとやはり時々刺身がどうしても食べたくなるんですね。
日本人駐在員って金持ちが多いですから
簡単にトロなんかを買ってましたね。(私はちがいましたが)
肉が危険という意味は2000年くらいに
イギリスで狂牛病が流行ったことを言っています。
今の若い人はわからないかもしれませんが、
「牛の脳の中に空洞ができ、スポンジ状になる感染症である。「ぎゅうかいめんじょうのうしょう」とも読む。
一般的には狂牛病(きょうぎゅうびょう, Mad Cow Disease)として知られ、
1986年にイギリスで初めて発見された。」(Wikipedia)
というものです。
私はその当時イギリスに住んでいたので
狂牛病の恐れありということで献血ができないことになっています。
もう20年も経っているのでその制限もなくなっているかもしれません。
今日のシュワシュワはFratelli Cosmoです。
Kaldiで売っていました。
ラベルがかわいく、明らかに日本の女性をターゲットしていることが窺えます。
こういう、日本の女性をターゲットにしているシュワシュワは
甘口というのが多いのですがこのシュワシュワは
比較的辛口でおいしいシュワシュワです。
裏面にExtra Dryとあります。
原産国はイタリアで輸入者はモンテ物産です。
Vivinoの評価はありませんでした。