20年前の日記再掲示。
2001年5月21日の日記です。
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白アスパラのホランディッシュソースかけ、メキシコサラダ、カリフラワーのチーズかけのオーブン焼き。
メキシコサラダというのはきゅうり、トマトに玉葱を入れて、タバスコで味付けするサラダだ。
ワインはEL Picadorのいつもの赤、イタリアで買ってきたRotariというスプマンテを飲む。
日本にいる時はよくわからなかったが、
ヨーロッパに来て初めて美味しいパンというがどういうものかわかるようになった。
というよりは、自分の好みがはっきりしたということだろうか。
僕が好きなパンは外側が固くて中がもちもちした歯ごたえのあるパンだ。
フランスパン系といえばそう言えなくもないが、
焼くと中が粉のようになってしまうフランスパンが時々あるので、僕はそれが嫌いである。
会社のビルの一回にベルタという食堂があるのだが、
そこで出すサンドイッチに使われているパンがまさに僕の好みのパンである。
フランスパンを幅10cmくらいに平たくしたパンを二つに切って
トマトとレタスとサラミとハムとチーズを入れてくれる。
パンは外側が固くて、中がもちもちしている。最初にこのサンドイッチを食べたときは、
パン選びのセンスのよさにびっくりして、このパンはどこから買うのか、聞きたかったくらいである。
因みに値段は5.90DMでとても安いとおもう。
ヨーロッパではどの国でも美味しいパンがあるが、ドイツでは酢を入れたものが多い。
日本人で嫌いな人が多いが僕は好きである。
ちょっと酸っぱい黒パンなんてとても美味しいとおもう。
あるイギリス人はドイツのパンは酢が入っていると言って嫌っていたが、やはり好みの問題なのだろう。
イギリスにいたとき、いまはつぶれたヤオハンの中に、山崎のパン屋があった。、
結構日本人が入っていたのが、信じられなかった。
ある時「あの山崎パン屋があって、ちょっとほっとする。」という言葉を聞いて、えーと思ったことがある。
良く聞いてみたら、アンパンを買うのだそうだ。アンパンならわからないでもない。
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解説します。
パンの好みは今もかわらないですね。
日本で高級食パンが流行って、4店舗の高級食パンを買ってみました。
おいしいことはおいしいのですが、やっぱり外が固くてなかがもちもちしたパンが好みですね。
ヤマザキの食パンも流行はダブルソフトのように
柔らかくて甘みのあるパンなのだとおもいますし、
広く一般大衆に受けるのはそういうパンだとおもいます。
うちの親もヤマザキの食パンを買って良く食べています。
でもやっぱり私は固いもちもちパンですね。
今日の日本酒は逸見酒造の真稜です。
スーパーにワンカップが売っていたので買って飲んで見ました。
新潟県の佐渡にある酒造会社です。
飲んで見ると辛口ですが最後にコメの香りがのこります。
私が好きなタイプの酒でした。
4合瓶はなかなか売っていないのですが
見かけたら買ってみよう。