最近無性に背中のある1箇所が痒くて、手が届きづらいので
30センチ定規でツンツンしていましたら、
「塾の先生がおじさんになると背中が痒くなるって言ってた〜」と
まあ意地悪そうなお顔で末っ子
あのね、ママはおじさんじゃなくておばさん、あと背中が痒いって同じにしないでくれる?
と言いつつも、真剣に「孫の手」購入を考えるアラフィーヌです
さてさて、先日、グッチ夫人みたいな友人と「ハウスオブグッチ」を鑑賞して参りました。
https://house-of-gucci.jp/sp/
グッチといえば、バンブーなど一時代築いた感あり、ハイブランドの洋服などを買えるリッチ層ならグッチはある意味独自路線・・・中国人のリッチな若者も好きなブランド。
はい、わてくしには一切無縁のブランドザマス。
映画はしず〜かに始まります。
ネタバレしない程度に・・・・
グッチ家の息子マウリツォ。
弁護士を目指し勉強中の物静かな青年。
かたや、のちのグッチ夫人パトリッツァは父の経営する事務所で働く頭の回転の良い野心家。
この二人が出会ったことからのちの大事件まで発展するわけです。
実話に基づいているということですが、グッチ家側からは相当の抗議もあったようで、
事実は小説より奇なるそうです。
映画はストーリーもですが、必見はファッション。
パトリッツァ役のレディー・ガガは途中からびっくりするような成金ファッションになるのですが、ヴィンテージを可愛く着こなされてました。
又、相手のマウリツォの、立ち姿だけで漂うおぼっちゃま〜感は圧巻でした。雰囲気まで演技するってすごい!!
自転車に乗って楽しい生活より、ロールスロイスで泣く人生が良いと豪語したグッチ夫人。
出所後は、
「小さなてんとう虫になりたい、小さくて控えめだけどインパクトがあって可憐、そして幸せの象徴だから」と言ったとか。
インテリア、音楽、ファッション、舞台であるイタリア、どれを取っても嫌いなわけはないし、
何より、超お金持ちのドロドロ、ゴタゴタなんて、興味津々さ〜。
マウリツォ…と言われただけでは普通のイッターリアーノ。
名前、それだけ?
あ…マウリツォ・グッチ…








って、なるわね。
なるわよ。
グッチの横を通るたびに、少し得した気分になる映画。そして、ガガのハスキーボイスが心に残る作品です。