現地校の新年度が始まって、明日で二週間。
息子たちは五月にも一ヶ月ほど通っていましたが、
5月は現地校の年度末にあたることから
スポーツ大会があったり、
授業もゲームがあったり、
年度末ということで学校全体が勉強というより楽しむ要素が多く、楽しく過ごせていたようでした。
ただ、8月末からは新年度が始まり、学校も本格的な勉強がスタートしました。
アメリカの小学の授業って、なんとなく楽しくアクティブに遊びを交えてやっているように思っていたのですが、
アメリカの学校、なんとなく自由でのびのびなイメージがありましたが、
割とガッツリ宿題もでるし、
廊下はきちんと一列に並んで歩くように言われているし、
厳しいところは厳しいようです。
5thの算数の問題
他にも図形の問題は、脳トレクイズのような問題が出ます。
理論や数学的思考を鍛えるというようなイメージでしょうか。
また、弟くんの3rdのreadingは、確実にESLより難しかったです。
日本の国語のように文章を読んで、あとの問に答えなさいという形式。
日本の問題は文中に根拠がないことは答えに設定されていませんが、
アメリカは、ここを根拠にここまで答えにするんだというようなことがあります。
文章にこう書いてあるから、こう考えられるよねみたいな。
例えば、この前のreadingが
「仲良し3人組でロボットを作り大会に出ることにしました。3人でマシンの最終調整をしています。大会が始まる前にトムは当たりを見渡してニヤリとしました。そして『準備完了』と言いました。」
というような文章で、何故トムはニヤリとしたのですか次の選択肢から選びなさい?
という問題があり、
日本なら
ロボットの準備が整い、大会が楽しみだから
というのが答えになると思うのですが、
選択肢にそのような答えはなく、
多分一番適当なものは、
他のロボットは準備が整っていないなか、自分たちのロボットは準備ができたから。
になるようなのです。(他の選択肢は明らかに違うから)
いやいや、これ、日本なら設問の設定おかしいってなるよ。
他のチームのことなんて書かれてないし、
書かれてないことは聞かないし。
なんかちょっと納得いかない。
また3rdは毎日のように作文の宿題もでます。
「My dream vacavion is 〜」
「I am special because 〜」
とか。
そんなこんなで、毎回、宿題が大変です。
と言っても、今はまだほぼほぼ私の宿題状態。
readinなら、私が先に理解して、説明しながら読んで考えさせる。間違えたら説明する。
算数なら、単語の意味を教えて一緒に問題文を読み考えさせる。
算数はもう子どもたちに敵いません。
新しく習う計算の仕方とかなら私の方が知っていますが、
算数的閃きは私は全く持ち合わせていません
そして、私が教えられるのも5thはそろそろ限界。
だいたい親が子どもに勉強を教えるのはあまり良くないと私は思っています。
感情的になっちゃうし、あまえが出たりするし。
専門用語とか全然分からないし。
お兄ちゃんは来年からミドル。
本人の英語力がどこまで伸びるかにもよると思いますが、チューターをお願いする必要も出てきそうです。
アメリカ駐在生活、教育に関しては一番の悩み所ですね。