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| |  | 楽天ブログ - 中国大連ヨロズ情報 | | | 2014-02-28 13:40:37
「長い春節休暇も終わって」
ここ大連の気候が少しずつ暖かくなってきた気もしないではない。
かと言って、極端にコートを脱ぎ捨てられるという訳にはいかない。
まだ{暖気}が部屋を暖めてくれているせいでそう勘違いしている。
この大連市全体を暖めているスチームこそ冬の大事な、お・も・て・な・しだ。
ショッピングにでも行こうかと外に出てタクシーを待つ間は、
実はまだ本当に寒い。
この温度差にしっかりと注意の目を向けないと、
すかさず感冒がまとわりついてくる。
「風邪は万病のもと」と言われている通りで身体に大きな危険が襲ってくる。
北京周辺や南方方面では、鳥感冒(とりインフル)による死者も出ている。
新聞紙上やテレビで報道されると、すぐさまその反応が起こり、
鶏肉やKFCなどには大きな打撃が生まれる。
KFCには多くの若年層や家族連れで賑わっているのだが、
ここのところその状況は少々一変しているようだ。
中国人の多くは鶏肉のほうが好きな傾向があるので、
マクドナルドよりも客数は多い。
若年層はどこに行っているのか。
ピザ屋が大賑わいだそうだ。
丁度今ごろの大連では、春節明けの新年会でどこもかしこも賑わっている。
日本企業でも当然中国人が働いているわけだからこの様な行事を行うところも多い。
もう2月も終わり日も徐々に長くなって来た。
早朝の散歩を心がけてはいたのだが、
ここのところ大気汚染のことばかりが気にかかって腰が重い。
以前と違って同じ時間に出会う人の数も減ってきているみたい。
皆もそう思っているのかもしれない。
日本と中国の政治的問題に関わらず、日本企業の視察は相変わらず増えている。
経済こそが国民、人民にとって何より重要だからだ。
大連市民の生活レベルはますます高くなってきている。
しかし反面、物価上昇率との併走により幸せ感は少々薄めかもしれない。
それにしても10年前とは雲泥の差だ。
中国人が日本料理店で食事をする、
まして若人がその場所にいること事態本当に極僅かだった5,6年前は。
ここ3年前あたりから一挙に中国人だらけの日本料理店が多くなった。
それだけ懐が潤ってきたのだろう。
ここ大連の日本食を扱う店でも中国人客が多い店は繁盛している。
経営にもあまり不安を感じず余裕を見せている。
日本に出張、駐在、留学等々で日本の味を知り、
健康食である事も知ったそういう人たちがこよなく日本食を愛し絶賛して
中国人友人などを伴ってやってくるのが多い。
日本人だけをターゲットにした経営をしているところは、
だいたい1年〜3年で消えている。
大連も日本食を提供する店は、いかに中国人客を取り入れるかにかかっているようだ。
おもしろいことに鶏肉、モツを専門に扱っているところは繁盛している。
寿司も人気だが価格設定やネタで失敗しているところもある。
ただ日本料理だからといって勝負してもそれは安易過ぎる。
コンセプト、ターゲットをよく見極めてから発進したほうがよいと思う。
大連の温泉地もますます大賑わいになる。
日本人の専門家が立会い作り上げた温泉地もあり、
中国人の憩いの場所となり全国から押し寄せてくる。
ただ、日本の情緒ある気分には少々遠い感じもしないではない。
それにしてもここ大連でそういう雰囲気に浸れるだけでも気分が良い。
日本から来られた出張者、視察団の方々の多くは良く訪れる所だ。
3月もあっと言う間に過ぎ去るような気がする。
新しい案件で訪れる方々が去年より多いからだ。
日本企業と中国企業のコラボこそ以前より成功率が高くなってきていることを、
両社ともよく理解されているのが大きな要因なのだろう。
それにしても今日は春日和だ。 |
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