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| |  | 楽天ブログ - 中国大連ヨロズ情報 | | | 2014-10-27 13:25:27
「大連の今日この頃」
大連市内の各家庭には、いよいよ「暖気(スチーム暖房)」が入る。
10月27日には試運転が開始され、11月1日より正式に稼働される。
大連市民の生活力向上もさることながら、
市政府の福利厚生に対する政策も市民の満足感を盛り上げているようだ。
つい最近日産自動車の大連工場が稼働開始した。
ここには日本人は一人も存在しない。
すべて中国人スタッフのみで運営される。
このような日本企業がこれからも増えていくのだろうと予測される。
労務人事など法的争いを極力最小限に抑えるためには良い方法だ。
まして中国人がトップともなれば、利益追求にも功を奏すことは間違いない。
それが中国で事を成すための手段としては最良だからだ。
大連市内中心部から約40分くらい車を走らせた所に金州新区(経済開発区含む)があり、あらゆる工場が建ち並んでいる。
日系企業も多く日本人も駐在はしているが、ここ2〜3年でほぼ三分の一は帰国した。
キャノンも撤退する予定だという。
以前の大連三洋も今月「松下制冷(大連)有限公司」として新たに出発した。
日本人は社長以下2人の3人だけ。
開発区内の保税区にある「アイリスオーヤマ」は、中国人トップクラスが頑張っている。
節目節目には、本社の大山社長が状況確認に来るようだ。
市内ソフトパークや高新園区には、IT企業が林立している。
オフショアやBPO事業がほとんどを占めている。
10年前と今では技術力もさることながら、
日本語でのコミュニケーション力もグレードアップされている。
やはり社内教育が徹底されている会社にはビジネスチャンスは多く、
社員の能力はますます磨きがかかっているようだ。
IT企業においても格差が目立ってきたこの頃だ。
日本企業が持つノウハウを上手に活用しながら中国ビジネスを推し進めれば、
日本企業にとっても相当の見返りが期待される。
しかし日本人はそのちょっと手前で引っ込めてしまいがちだから、
成功裏を掌中に収めることができないのだ。
もっと強気の姿勢を持って突き進んだほうが良いと思う。
それにはなんと言ってもやはり人脈の数しかない。
だからこそ、駐在人員は最低でも10年ぐらい同じポジションで頑張る必要がある。
僕の知り得る政府関係者は、日本の自治体を介して企業視察がしたいという要望が多い。
それも大都市ではなく地方に注目している。
以前は四国を視察した。
何かを仕掛けることで何かが必ず動き出す。
それが芽となり花となって互いの未来を創る。 |
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