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 | 三国志(孫呉)・春秋戦国(楚)および古代中国史絡みの雑記、妄想、感想をおいてます。文物や史跡など、誰もが実際に見に行けるものを布教していきたいな。他、中国旅行記や中国語学習記も。 |
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| 2020-12-31 10:47:00
いろいろあった2020年ももうすぐ終わろうとしています。ブログ的には、いろいろも何も更新してないだろ!!という感じですが……おそらく、このブログを生存確認代わりに見てくださっている方もいらっしゃると思うので、その意味ではやはり今年も本当にお世話になりました……ん〜〜〜、ついに一年間一度も国外に出られなかったですからね……仕方ないですね……涙……それに加えて!私は筋トレ&有酸素を日課としており、現在一日2時間半前後、週7で取り組んでいるのですが、やはり時間の使い方が壊滅的に下手……これが非常に大きな問題です。ジムに入会してから来月で2年。これだけのペースで通えていることはまずは褒めてやりたいところではありますが、何を隠そう私は運動を心底憎んでいる。運動を滅せるのであれば三族皆殺しにしたいぐらい本気で憎んでいます。自分こそが宇宙一運動の嫌いな人間だという自信があります。なので運動に向き合うストレス&向き合った後の... [続きを読む] |
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| 2020-11-19 04:02:00
先日のこの論文の注にて、「沈尹戌は呉から来奔して楚に仕えた呉人説」について詳しく考察されていたため、これも訳しました。沈尹戌、日本語のWikipedia記事すらありませんので……例によって引用元はこちらです從新出文字材料論楚沈尹氏之族屬源流http://www.bsm.org.cn/show_article.php?id=866↓↓↓ここから↓↓↓《左伝》定公四年云:“初,司馬臣闔閭,故恥爲禽焉。”(初め、司馬闔閭に臣たり。故に禽と爲るを恥ず)《左伝》定公五年曰:“葉公諸梁之弟后臧,從其母於?,不待而歸。葉公終不正視。”(葉公諸梁の弟后臧、其の母に?に從い、待たずして歸る。葉公終に正視せざりき)(司馬は沈尹戌の役職)学者の中には、この2つの史料から、沈尹戌父子は呉の人で、楚に来奔した者の可能性があるとする人もいる。これを少し分析してみよう。沈尹戌が最初に出てくるのは昭公十九年(前523年)。闔閭は昭公二十八年... [続きを読む] |
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| 2020-11-18 17:02:00
荊州市の関羽像が移転を命じられているそうです。ちなみに荊州は後漢では江陵で、楚の首都です!大きすぎる関羽像、違法建築認定で移転へ 中国・荊州:朝日新聞デジタルhttps://www.asahi.com/articles/ASNCL4DZXNCKUHBI018.html当然ですが中国のニュースのほうが詳しいので読みました。?州?公??巨型?公像或“搬家” ?旅集?投?已超8?元-中????-中国??网http://www.cb.com.cn/index/show/zj/cv/cv135104441264/p/s.html・今年7月に「施設が消防検査を受けていない」という報道があった・運営元社長が取材拒否・現在、像以外何も見られず閉門状態・台座に「沈降問題」が発生している・現在の入場料は40元(最初は120元)。・像だけで一億729万元かかっているが、総収入は1300万元未満・荊州の古い街並みを再現した大型のスト... [続きを読む] |
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| 2020-11-18 00:55:00
田成方先生の《從新出文字材料論楚沈尹氏之族屬源流》http://www.bsm.org.cn/show_article.php?id=866という論文を読み、その主張について勝手にまとめました。かなり、かいつまんでまとめましたが……それでも膨大な長さに……自分用なので勝手に色分けさせていただいてます……もちろん中身の主張は変えておりません!訳も不自然でこそあれ間違ってはいないはず!左伝ファンじゃないとこの記事にたどり着かないだろうからあまり心配はしてないですが……伝世文献では、沈尹戌=楚荘王の曽孫。つまり沈尹氏は荘王の子孫ということになっていました。↓↓↓ここから↓↓↓1.出土資料上の沈尹の官と沈尹氏楚には沈尹という官職があり、その設置は近隣の徐国にも影響を与えた(徐にも沈尹という官がある)。楚の沈尹は大室に支える王官であり、楚王が直接支配する。その下に右沈、左沈などの副官がつく。沈尹の設置時期は春秋晩期以前... [続きを読む] |
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| 2020-11-16 23:33:00
第26集 ??刺僚あらすじは割愛です……伍子胥が呉に到着しました。▲被離と公子光(呉王闔閭)▲王子慶忌(手前)と呉王僚(奥)▲「あれは楚国のいたるところに逮捕状が貼られている伍子胥だ」白髪になったのに他国の公子に見破られている呉王僚にお呼び出しされた伍子胥が急に綺麗な格好になってておもしろかったです。▲こんな格好だったのに……▲次の瞬間にはこれに伍子胥、呉の大夫になった途端に公子光に対して既にすごく態度でかいのがおもしろすぎた……(笑)王位を獲りたいと話す光に「しかし公子も私に一つ約束しなければならない」とか言っちゃうし。▲これが公子を見る目でいいのか……怖すぎる……本人も死ぬことを覚悟の上で呉王僚暗殺に臨む専諸が素朴ないいキャラなので結構つらかったです……呉王は魚料理が好きだからということで、専諸に魚料理を身に付けさせねばならないという話になり……▲「(おいしい魚料理を)もし自分が覚えられなかったらどうする... [続きを読む] |
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| 2020-11-16 16:57:00
現在出土・公開されている中でも著名な楚簡をまとめました。自分用なので雑なのは勘弁してください……。中文?基、百度百科の情報をもとにまとめているのでしっかりした情報をご存知になりたい方は本職の方々によるまともなサイトをご覧になってください。中国出土文献研究会 | よみがえる諸子百家の時代 新出土資料の総合的研究 「戦国楚簡」「秦簡」「漢簡」http://www.shutudo.org/長沙子弾庫楚帛書(楚帛書)1930年代湖南省長沙市 杜家坡 子弾庫古墓 出土縦38.76?、横47?二組の文字からなり、一組は13行、一組は8行。周りは図像で囲まれており、文章は伏犠と女?の事績である。祈祷師の祈りや占いに使われたと見なされており、文章から当時の宗教観や宇宙観が窺える。信陽楚簡1957年3月河南省信陽市 長台関一号楚墓 出土148枚。2種の内容に分けられる。先の119枚は出土時に踏まれたため470字程度しか残ってい... [続きを読む] |
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| 2020-11-13 01:41:00
安徽大学蔵の戦国竹簡、安大簡の研究が読みたかったのですが日本語の論文が見付からなかったので、大変勝手ながら黄??先生の《安徽大学藏?国竹?概述》という論文を一部、翻訳させていただきました……。初出は《文物》の2017年第9期第54-59ページのようですが現在はネット上で読めています。個人で勝手に訳したものです。申し訳ありません……。↓↓↓ここから↓↓↓楚の初期の歴史・伝説に関する記述は伝世文献同士が矛盾しており、はっきりしていない。《史記》楚世家の記述では楚の先祖は帝??であり、??は称を生み、称は巻章を生み、巻章が重黎と呉回を生み、呉回が陸終を生み、陸終は6人の子を生んだという。“六曰季連、?姓、楚其後也”“季連生附沮,附沮生穴熊。其後中微,或在中国,或在蛮夷,弗能紀其世”“周文王之時,季連之苗裔曰鬻熊。鬻熊子事文王,蚤卒。其子曰熊麗”楚世家の“巻章”が“老童”であることは過去の研究で指摘されている*1。“... [続きを読む] |
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| 2020-11-11 21:23:00
今日は《?周列国?春秋篇》の伍子胥の話の視聴記録です。このドラマを見ようと思ったきっかけは古く、百度で伍子胥の画像を検索すると出てくるこれが見たかったから。「黙れ! 殺してやる!」と伍子胥だったら絶対に言うであろうセリフをちゃんと喋っていますし、外見もこれが一番好みかな……と思っていたので。実は去年の6月にちょっとだけ見たのですがあまりにもかっこよくない楚平王に心を折られ、いそいそと退散……。?个家?(あの野郎)はお前じゃい!!気を取り直して見ていきましょうね。第25集 逃出昭?三国志ものの最初のナレーション、「後漢末期、世は乱れ、人々は苦しみ、諸侯が相争い……」みたいなのはもう聞きすぎて字幕も要らないんですが、春秋ものは全然聞き慣れてないので人名すら聞き慣れないし、紹介されるナレーションにもいちいち興奮しますねえ……平王の超簡単な紹介にすら興奮しすぎて変な汗かいてしまった……弭兵(m? b?ng)之会なんて... [続きを読む] |
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| 2020-11-10 15:09:00
常?さんの楊俊見たさだけで始めた三国机密です。主人公が献帝の双子の弟で原作は小説ということだけはずっと前から知っていました……。オリジナル要素多いので、この設定だけおさえておけばなんとかなる。ネタバレ注意です!ネタバレしてますがあらすじちゃんと書いていません!主人公の楊平は司馬懿と一緒に育ってきたけど、野心あふれる司馬懿とは対照的に仁の志を持っているお人なのですね。野盗の略奪に巻き込まれて傷ついた羊を助けてあげる公子、(こうしではなくごんず)(楊平)めちゃくちゃ優しいですね……。10分そこらでもう楊俊出てきたー!楊平は楊俊の息子だけど、幼いころからずっと司馬家で育てられてきたらしい。視聴者は楊平が献帝の双子の弟だということは知っていますから、一話目から楊平の出自が既に複雑ですね。劉平の本当のお父さんはどこにいるのでしょうか……(すっとぼけ)▲楊平に上着かけてあげる楊俊ええ〜〜〜楊俊さんかわいいなあと思いながら... [続きを読む] |
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| 2020-11-10 13:15:00
お久しぶりです! お元気ですか……? 私はぼちぼちです!なんか今年本当にブログを稼働できないなあ……例年はもうちょっと機会があるのに……と思っていたらコロナですね! コロナの……せいですね……中国旅行に伴う更新が基本になっていたので、中国に行けない≒更新がない となっていたわけですね……そんな状況ではありますが、今年はTwitterにログイン・およびツイートすることを多少がんばっています……私はSNSが本当に向いていないようで、Twitterの投稿ひとつもすごく悩みますし、書きたいことも多いので、自分にとっては一言なのに、Twitter上では超ロングスレッドになっていることがしばしば……やはりTwitterを記録媒体として使うのは無理がありますね……大変遅ればせながらですが《三国机密之潜?在渊》一話を見ましたので視聴記録を投稿しようと思いブログを書き始めました。日本語タイトルは『三国志 Secre... [続きを読む] |
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