|
 | |
|
| 2014-12-08 18:44:54
「人事の失敗が企業危機を招く」
きのう、12月7日の日曜日、午後1時ごろから雪が降り出して、
ものの2、3時間で辺り一面が真っ白になってしまった。
今から10年前にこの情景であったら、
一瞬にして交通手段が途絶えてしまうところだった。
こんな天気には、外出するためタクシーを拾おうとしてもなかなか見つからなかった。
まして目の前に坂が有ろうものなら、まずそれは間違いなく無理であった。
仕方なく大通りまで歩いて拾おうとするのだが、まさにそこは激戦区であった。
降りしきる雪の冷たさと格闘しながらしきりに空車の文字を探すのだが、
その文字さえ見つけることができない。
いらだつ気持ちが増しつつあるとき、自分に近づいて来るタクシーがあり、
見ると空車の文字はなく中を覗くと後部座席には2人乗っている。
いきなり運転手が、「どこに行く?」と声を掛けてき... [続きを読む] |
|
|
|
|
|
| 2014-11-19 18:20:37
「大連の近況」
大連では市内全域に「暖気」といってスチームが11月1日より正式に入った。
外気温度が5℃〜8℃に対して室内は、18〜20℃前後はある。
室内の生活はとても快適だ。
年々市民に対してのサービスが向上してきている。
以前のような頭ごなし政策は通用しなくなってきたからだろうか。
顔色を伺いながらのところが増えてきたようにも思える。
そうは言ってもやはり権力に勝てるはずもないだろうけれど。
大連は年々乾燥度が高くなってきているようだ。
そのため感冒の罹患率も以前よりは高くなってきていると聞く。
しかし病院へすぐ駆け込むという人は少ない。
日本よりも健康保険制度がまだ完全に確立されていないのも一つだ。
かと言って重病を抱えている病人の家族達はやむなく借金をして病院に駆け込む。
金が無いものは死ぬしかない、みたいな制度が現状を示している。
今日の新聞を新聞... [続きを読む] |
|
|
|
|
|
| 2014-10-27 13:25:27
「大連の今日この頃」
大連市内の各家庭には、いよいよ「暖気(スチーム暖房)」が入る。
10月27日には試運転が開始され、11月1日より正式に稼働される。
大連市民の生活力向上もさることながら、
市政府の福利厚生に対する政策も市民の満足感を盛り上げているようだ。
つい最近日産自動車の大連工場が稼働開始した。
ここには日本人は一人も存在しない。
すべて中国人スタッフのみで運営される。
このような日本企業がこれからも増えていくのだろうと予測される。
労務人事など法的争いを極力最小限に抑えるためには良い方法だ。
まして中国人がトップともなれば、利益追求にも功を奏すことは間違いない。
それが中国で事を成すための手段としては最良だからだ。
大連市内中心部から約40分くらい車を走らせた所に金州新区(経済開発区含む)があり、あらゆる工場が建ち並んでいる。
日系企業も多く日本... [続きを読む] |
|
|
|
|
|
| 2014-04-08 12:35:27
「大連の春」 今日の新聞によると大連の気温9〜17℃、湿度30%〜55%と予報。 一昨日から「清明節」でほとんどの企業はお休み。 人はお墓参りなどで帰省する。 この期間、高速道路は無料となる。 大連市内から2時間ぐらい車を走らせると辺りは春を告げる野草や花で賑やか。 環境汚染も北京や上海よりはずっとマシではあるにしても、 大連にも10年前のような空気が消え去り汚染化されてきている。 日本の高度経済成長期の状況とまったく似ている。 次に何が起こりどの様な物事を必要とするのか等はほぼ見当がつく。 ここにビジネスチャンスが見える。 今週も新たなビジネスにチャレンジする中国人経営者と 日本人関係者など6人が拙宅に集まる。 チャンスを掴むには行動即実践しかない。 ... [続きを読む] |
|
|
|
|
|
| 2014-03-07 12:14:32
「大連のビジネス環境」
2014年も3月になりました。
時が経つのは本当に早いと誰もが口をそろえて言う。
その言葉はほとんどが口先から発せられている。
本当の気持ちが表現されている訳ではないのが多い。
マスコミの一字一句に惑わされながら舵を切りながらの経営者も多いようだ。
ここ大連でもそのような日系企業はそそくさと撤退し日本へ戻っている。
このような企業の大連における今までの実態を調べてみるとやはり大した実績がない。
いわゆる「何とかなる」的な安易な考えで大連に乗り込んできたのだ。
こういう企業はどこへ行こうがひたすら同じ行動を取るのだろう。
大連で一意専心で経営されている日本企業に対しては、
そのような薄っぺらなものには早く退散してもらったほうが得策かもしれない。
そうなることで経営拡大のチャンスが広がるのだから。
こういう状況が起こりつつある今を目掛けて... [続きを読む] |
|
|
|
|
|
| 2014-02-28 13:40:37
「長い春節休暇も終わって」
ここ大連の気候が少しずつ暖かくなってきた気もしないではない。
かと言って、極端にコートを脱ぎ捨てられるという訳にはいかない。
まだ{暖気}が部屋を暖めてくれているせいでそう勘違いしている。
この大連市全体を暖めているスチームこそ冬の大事な、お・も・て・な・しだ。
ショッピングにでも行こうかと外に出てタクシーを待つ間は、
実はまだ本当に寒い。
この温度差にしっかりと注意の目を向けないと、
すかさず感冒がまとわりついてくる。
「風邪は万病のもと」と言われている通りで身体に大きな危険が襲ってくる。
北京周辺や南方方面では、鳥感冒(とりインフル)による死者も出ている。
新聞紙上やテレビで報道されると、すぐさまその反応が起こり、
鶏肉やKFCなどには大きな打撃が生まれる。
KFCには多くの若年層や家族連れで賑わっているのだが、
ここの... [続きを読む] |
|
|
|
|
|
| 2014-02-07 18:02:26
「春節休暇が終わって」
昨日の6日までで1週間の「春節休暇」が終わった。
今年の春節は何となく賑やかさに欠けていたと誰もが言っている。
確かに「爆竹」や「打ち上げ花火」の数は例年ほどではなく、
決められた時間に決められた数だけ一斉に打ち上げただけだから、
その一瞬はそのケタタマシサに興奮したがそれも一瞬にして消え去ってしまった。
中国人の誰もが大晦日に見るというテレビ番組「春晩」も同じく、
例年よりおもしろさにかけていたという評価が新聞に掲載されていた。
中国の伝統的な「春節」の大賑やかさは年々尻つぼみになっていくような感じだ。
誰もは表面上では祝いの言葉を言い合ってはいるが、
内心はいつもと変わらない日常の様にしか感じていないのだろう。
そう言えば、一般の個人商店までが春節3日目から開けていた。
去年は一週間閉まったままだったのにだ。
これは買い物客がいる... [続きを読む] |
|
|
|
|
|
| 2014-02-01 23:38:01
「大連春節初二」
昨日から遂に始まった「春節」。
昨夜はテレビから聞こえるはずの声が全く打ち消された状態。
いきなり爆撃を受けたようなケタタマシイ爆音が耳をツンザク。
あちらこちらで合わせた様に一斉に爆竹に火がついたのだ。
それと一緒に別の場所からは暗闇を一瞬にして照らし出す打ち上げ花火が上がった。
こういうチグハグした爆音を続けざまに強制的に聞かされると、
何だか不思議に闘志が涌いてきた。
もっと思い切り連続して撃ち放せみたいな興奮状態に陥ってきた。
今夜の今も時計の針は22:00を指しているがそんな事はお構いなしに続いている。
この状況からして中国人のそのもの本来をあらわしている。
これこそが日本人にない強さの根底ではないのか。
そんな風に思えてしまう。
国民行事を国民全体が盛り上げているのがまさに中国なのか。
日本人もこういう所に思い... [続きを読む] |
|
|
|
|
|
| 2014-02-01 22:29:16
「大連の春節除夜」
2014年1月30日本日は、中国の重要イベント「春節」の除夜(大晦日)です。
日本と違って旧暦で新年を迎えます。
明日の1月31日から中国では新しい一年の幕開けとなります。
大連に在住して13年になる私には、
まさにこの日からまた一年頑張ろうという気持ちがドッシリと胸に刻まれます。
不思議なものです。
日本企業とのビジネスを展開している身でありながらです。
我が家の周辺では夕方5時半を過ぎるころから「爆竹」が響き渡ってきました。
少し離れた<星海広場>からは夜空をまたいで花火が打ち上げられています。
でもふと思いました。
年々「爆竹」や「花火」の数が減ってきていることです。
中国政府からのお達しも少々影響しているのかも知れません。
確かに今までは好き放題の野放し状態でしたから、
1m先も見えない程の煙幕が立ち込めるのが当たり前で... [続きを読む] |
|
|
|
|
|
| 2011-06-01 16:45:58
どこの業界の中国人経営者も口をそろえて言っていること。
「どうして<決定・決断>のできない人を
商談の場所に送ってくるのだろう。」
「こちらは経営者がきちんと対応しているのに・・」
「本社に持ち帰って上と検討したうえでご回答させていただきます。」
これじゃ折角のチャンスも掴めなくなってしまうのでは、と、
いつもそう思うことが多い。
東日本大震災後日本企業の中国入りが極端に増えてきた。
大連にある企業との合作も例年では考えられない数だ。
想定できない突発事故にも幾分かでも企業延命に繋げるための策だろう。
先手必勝という言葉がある。
日本人は余りにも冒険好きではないから、いつも後手に回っている。
成功の反対は失敗ではないと言われている。
成功の... [続きを読む] |
|
|
|
|
|