広西チワン族自治区(こうせいチワンぞくじちく、广西壮族自治区)は、西は雲南省、北は貴州省、湖南省、東は広東省と接し、南はトンキン湾に面します。南西はベトナムと国境を接します。
中国最大の少数民族タイ系チワン族の原住地。漢族人口約3,000万人、チワン族(壮族)人口約1,500万人。首府は南寧市。かつての広西省(こうせいしょう)。亜熱帯性気候で、二期作、三期作が可能です。著名な観光地桂林が東北部に所在します。
自治区南部の凭祥市にある友誼関は中国とベトナムとの主要な門戸となっています。これ以外にも自治区はベトナムと長大な国境線で接しており、住民同士が日常的に行き来しています。中国は1951年にベトナムと国交を樹立して以来、第一次インドシナ戦争を戦うベトナムに多大の軍事援助を行い、ベトナム戦争初期にも中国人要員が空爆などが戦死することもありました。しかし、ベトナムは中国とイデオロギー的に対立するソ連との関係を深め、ベトナム統一後はカンボジアに介入して中国が支援するポル・ポト軍を攻撃し、国内の華人を弾圧しました。このためケ小平は1979年ベトナムに教訓を与えるとして中国人民解放軍を中越国境の町ランソンに侵攻させました。この中越戦争の勃発によって中国とベトナムの経済関係は全く断絶してしまいました。1989年になってソ連の崩壊が始まると、中越関係は改善の兆しが見られるようになり、小規模な国境での民間貿易が始まり、ソ連崩壊後の1992年中越国交は完全に正常化しました。
広西チワン族自治区は、14の区級市からなります。
* 南寧市、柳州市、桂林市、梧州市、北海市、防城港市、欽州市、貴港市、玉林市、百色市、賀州市、河池市、来賓市、崇左市 [改訂履歴] |
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